縦手すりにユニバーサルテープで滑り止め
四肢の痙性麻痺で、移乗時に縦手すりを引っ張って起立する方でしたが、握力が落ちてしまったことと、入院中、ベッドサイドに臨時に設置した突っ張り型縦手すりの握り径が太いため、しっかり握れませんでた。ユニバーサルテープを巻くことで、握力を補って使用することができました。 ユニバーサルテープは、不要になった時にキレイに取り外せるのも臨時の設置として使いやすかったです。
一方、巻いてすぐに使用するとずれてきてしまうため、24時間程度は使用せずに置いておきたいです。
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ユニバーサルテープは、シリコーン素材の自己融着性を持つテープで、3倍程度の伸縮性を持っています。
テープ同士は融着することで固定されますが、対象物とは、摩擦力と収縮で固定されていて、粘着・接着されているわけではありません。そのため、巻いてすぐに縁からめくりあげるような力がかかると剥がれてしまいます。24時間置いてから使用すると、剥がれは少なくなります。
幸い、めくれながらゆっくりずれるような変化ですから、握っている手が急に滑るようなことはありません。