呼吸器回路の衣類保持(ベストにクリップ)
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人工呼吸器を使用している方の歩行練習時には呼吸器の回路をうまく保持しないと、気管切開部に負担がかかり痛みます。回路の重み/揺れがかかりますので、しっかり固定する必要があるため、ベストにループを作り回路に取り付けたフックを挟み込む形で受けるようにしました。カメラマンベストのメッシュ布を利用して、結束バンドでループを作ることで、様々な位置にループを作ることができました。
写真の方は、四肢体幹の機能は保たれている方でしたので、すぐに呼吸器のカートを自分で押して見守りで廊下歩行し、トイレにも行けるようになりました。
四肢体幹の運動機能が低下している方でも、全身運動は重要です。介助で、立ち上がり・足踏み・歩行練習などを実施しますが、呼吸器回路の保持に1人つききりになり、しかものどに負担がかからないよう気を遣うので大変でした。この呼吸器回路支持ベストでこの介助者1人が、必要なくなり患者さんも歩行に集中できるようになりました。