リーチャーの作り方
用途によって、長さ・先端具の形状を選びます。
靴下の脱ぎ履き、更衣、物を取る・押しやる、カーテンの開け閉めなど
先端具(フック)は用途によって、形状を考えてつくります。
パイプに先端具を固定する
パイプにホットグルーを流し込む前に、ヒートガンで温めておきます。先端金具も同様に、ヒートガンで温めておいてから差し込みます。先端金具を押し込んでいきながら、ホットグルーを周りに足して、パイプの中に押し込んでゆきます。
先端金具が良い位置まで入ったら、付け根の部分にホットグルーを盛り上げ、パイプの縁からの段差を滑らかに丸めるために、ヒートガンで温めながら、パイプをくるくる回して良い形になるのを待ち、そのまま回しながら冷まします。急ぐ時には、流水で冷やすのも一つの方法ですが、深い部分まで熱い状態で水をかけると、表面にシワが寄ってしまいますから、ある程度冷めてからにしてください。
https://youtu.be/SE9UNDATsoU
(ヒートガンがないときには、ガスレンジの遠火でもできなくはないですが、焦がさないように、あるいはパイプの形が変わってしまわないように注意が必要です。)
バランス重りをつける
パイプに先端具をつけた状態では、先端が重く、操作時にバランスが悪いので、パイプの後端に重りを仕込んで、釣り合いを取ります。重さのバランスは、1:1から2:3くらいで少し後端が重いくらいが操作し易いです。
重りはなんでも良いのですが、金属棒やパチンコ玉などをホットグルーで固定して使用しています。
https://youtu.be/FF6la5VOZSM
ここでは、パチンコ玉を5個埋込みました。
後端は、半球状に丸くホットグルーを盛り上げて仕上げます。持った時・身体に当たった時に痛くないだけでなく、スイッチを押すなどの用途に使うことができます。
丸くなったところで、水で冷やします。
https://youtu.be/ICqPezFkzWA
あまり、早く水につけると、表面と中の収縮の差が大きくなり、シワが寄ります。