マイクコード(シールド線)
コードとして、マイクコード(シールド線)を使用するのは、配線にノイズが入るのを抑えるためです。
中学校の理科で、「コイルに磁石を出し入れすると電流が発生する」というのがあったはずですが、2本の平行線コードは1重のコイル(ループ)でもあるわけです。磁力が働いたり、近くで電気の接触なため火花が飛んだりする(電磁波が発生)と、コードにノイズが入ります。影響を受けない器具もありますが、意思伝達装置のようなデジタル機器は影響を受けやすいので、ノイズは抑えておきたいのです。
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マイクコード(シールド線)は外側に編み線があり、内側に芯線があります。磁力が、2つの線の間を通り抜けることができないわけです。ただし購入時、「シールド線」で選ぶと、結構硬い線だったりするため「マイクコード」として選択すると、柔軟性のあるコードを選ぶことができるため、ここでは「マイクコード」を使用するということにします。