ホースで作るスプーングリップ作り方
しっかり握りたい(失調症などコントロールの難しさがある方には、太いものが安定)場合は22mm。
手のひらにグリップを当て、スプーン/フォークの柄に指をかけて持つことができる方は、15mmのホースが良いでしょう。
https://gyazo.com/11b0aba1a9fc250243bdbbe5abe89f74
ホースは、塩化ビニールなどの素材で柔軟性のある物。糸の補強などがないものが加工がしやすいです。
型紙は金属製スプーンをはめ込むことを想定して、挟み込みループを小さなもので作ってあります。ループ部分を伸ばすことで、ペングリップなどとして制作できます。
型紙を当てて、必要な長さを切り取った後、上部のはめ込み部/挟み込みループ部を描き写します。(握り部分は筒の形のままですから縦の線はいりませんが、はめ込み部は左右非対称に巻き込みますので、型紙の合わせ部に縦の線を入れます)
刃の短い工作用ハサミで、ループ部分を途中まで切り込みます。
はめ込み部を型紙の線に沿って、縦に切り開きます。この時、ループ部の捨てる部分も一緒に切り込んで置くと作業がしやすくなります。
ループ部の切り抜きです。ここのコーナーの継ぎ目を切り込んでしまうと、スプーンを差し込む際に、ちぎれてしまいやすいので、きれいにつながるよう加工します。
はめ込み部を長手の方を先に、短い方が上になるよう巻き込み、握り部に押し込みます。
https://youtu.be/61kCsDWW5ZQ
挟み込みループ部にスプーン/フォークを挟み込みます。
https://youtu.be/2KK0vYyH0b8
ホースの端の強度を高めるために、カットして丸めたホースを詰め込む。
あるいは、ホースの端をホットグルーで埋め、丸める方法があります。
(特に15mm径のグリップは、親指で押さえる力を手のひらで受けるため、手のひらに当たるホースの端部が重要なので、この作業を行った方がいいです)
ここでは、ヒートガンを利用します。ホットグルーが柔らかくなった状態で、表面張力を利用して、ぐるぐる回しながら形を整えます。冷めて固まるまで、回し続ける方がきれいにできますが、急ぐ時は、水で冷やします。