OHPシート
で、投影用の資料をプリント・描き込みするための透明シートです。(OHPフィルムとも呼ばれます)
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手書き用、インクジェットプリンタ用、レーザープリンタ用、PPC(普通紙コピー機)用 などがありますが、ここ自助具工作室ではPPC用を使用しています。ポリエチレンテレフタレートをベースに、表面にトナー・インクが定着しやすい加工を施した物です。
購入の際には、OHPシートまたは、OHPフィルムのPPC用・レーザープリンタ用・カラーレーザープリンタ用と表示されたものを購入してください。
手書き用は、ポリエチレン・ポリプロピレン製で透明度は高いのですが、耐熱性が低いのでレーザープリンタやコピー機には使用できません。間違って使用すると、機械の中で溶けて、プリンタやコピー機を壊してしまいますので使用しないでください。(扱いやすいように、紙枠がついたものなどもありました。)
インクジェットプリンタ用は、表面にプリンタで噴射されたインクを受け止める細かな凹凸面が加工されています。このため、光が乱反射するので透明度が低くなっています。また、耐熱性も低い素材です。
レーザープリンタ・コピー機でプリントした物は、トナーと呼ばれる色素を含んだ粉が定着されている状態ですので、細かな凹凸があります。
目で見る場合には、反射がなく認識しやすいのですが、指差し文字盤などで使用する場合、繰り返し摩擦がかかったり、汚れを拭き取りたい時には、印刷がかすれてしまったり汚れが定着してしまいます。そこで、反転してプリントし、裏面から使用する方法があります。フィルム表面の反射があるため、見えにくい角度ができたりしますが、汚れ・印刷のかすれの心配がありません。
反転印刷の方法は、プリンタ・ソフトによって異なりますが、反転印刷ができない場合も、1枚OHPシートにプリントし、それを裏返してコピーする方法があります。