風景画塗り絵の下絵
書字練習の前段階や、不随意運動のある方の手指コントロールの練習に「塗り絵」を使うことがあります。
しかし、実際に対象者さんと行ってみると、「大人の塗り絵」等では枠の中を塗りつぶす形態の塗り絵では、「はみ出したらダメ」と意識して緊張することで、欲しい手指のコントロールを引き出すことが難しくなります。
そこで、「自由に、この辺にこんなタッチで、色をのせていく、はみ出しても平気」という図柄の下絵を作ってみました。
色鉛筆で塗っていくと、指の動きと運動感覚が、次第に添っていくように、という狙いの図版です。
生成AIに描いてもらった絵を加工して、下絵を制作しました。
いつのまにか、色鉛筆を硬く握ってしまっているのを、水筆使いで、緊張をとりリフレッシュさせる効果があります。
https://gyazo.com/9034c840ad3e56164f995a66af77adae https://gyazo.com/37081b0133153a328b4aa88cbe48b15c
図版は、生成AIのChatGPT-4oに描いてもらって、Macの「写真」アプリで手を加えて下絵を作りました。
私が作成した、A4サイズにプリントできるPDFデータが、ダウンロードできます。
A4サイズの画用紙は、ダイソー、セリアなどで入手できますね。これに、カラーレーザープリンタでプリントすればすぐに使えます。
以下に、作成した塗り絵画像を保存してあります。ご自由に利用してください。
ストレージサービスのBOXにリンクします。「ログインしてください」登録ユーザー向けのメッセージですので、無視してダウンロードできるようになっています。
ファイル名.拡張子で、保存してありますが、
拡張子pngのファイルが生成AIで生成されたデータです。
ファイル名.pdf が、カラー画像です。
ファイル名にgがついた.pdfが線画に近づけた、下絵画像です。
以下、保存先にリンクします。
データは、随時追加していきます。
プリントの際の留意点
印刷 カラーレーザープリンタで、画用紙にプリントします。(多目的トレイを使用します。カセットトレイでは、紙送り経路の曲げ角度が急なため、画用紙では紙詰まりをおこします。)
下絵のプリントをする際は、カラープリントをオフにしてください。黒トナーだけで印刷されます。(カラーをオンにしてプリントすると、カラートナーを混色して黒を表現するため、色がボケる、複数回定着を通すため、色鉛筆の色乗りが悪くなる等の問題が生じます。)
レーザープリンタがない場合は、インクジェットプリンタでプリントした下絵を、コピー機で画用紙にプリントする方法もあります。(この場合も、コピー機に多目的トレイがないと、紙詰まりを起こしてしまいますので、ご注意ください。多目的トレイの用紙厚設定を、厚紙にしてください。)(コンビニのコピーサービスでは、コピー機に多目的トレイありませんし、持ち込み用紙へのコピーができません。残念ながら・・・。)
インクジェットプリンタで印刷したものは、「水筆」の使用ができません。また、インクジェットプリンタ用紙は、水の浸透・広がりが特殊なため、水彩色鉛筆は使えませんし、紙表面が平滑なため、普通の色鉛筆でも彩色が綺麗にできません。普通紙を使用してください。