技術選定の価値観
新技術導入時の学習コストと得られるメリットのバランス
過剰に保守的な技術選定を好みません
私にとっての「過剰に保守的」は、例えばJVM言語であれば
新規プロダクト開発でJavaの採用を検討する際に、同時にKotlinを検討すべきだと感じます
比較の結果、例えばSpring FWとの互換性がKotlinは不十分であるという技術的な理由でJavaを採用することは(実際にそうかはともかく)妥当ですし、過剰に保守的だと感じません
Kotlinの学習コストを理由にJavaを採用することは過剰に保守的だと感じます
ただし、メンバーにJavaチャンピオンがいる、すでにお付き合いのあるパートナー会社様がJavaに強みを持っているなどの場合はこの限りではありません
Scalaの学習コストを理由にKotlinを採用することは過剰に保守的だと感じません
逆に、常にScalaではなくKotlinを採用すべきとも思いません。
事業上のメリットが十分になければ、Javaで書かれた既存プロダクトをKotlinで書き直すべきだとは感じません
が、新規実装部分はKotlinで書くことを検討しても良いと思います
(念の為書いておくと、私はJavaがかなり好きです。ここでは自分の価値観を説明するために例に出しているだけで、Javaを絶対に書きたくないという表明ではありません)
静的型付け言語
一定規模以上のコードは、静的型付け言語で書かれるべきだと考えます
逆に、一定規模以下のコードは、適した言語で書けば良いと思います
例えば、pythonをJupyter Notebookで書いている時に、Type Hintsを必ずつけるべきだとは思いません
自分は付けますが
漸進的型付けでも良いですが、言語によってかなり完成度やエコシステムに差がある認識です