VR、パフォーマンスと周辺
真鍋大度
https://gyazo.com/c372e30e24b76fe8e1afe161d044f2c6
Vision Proの空間コンピューティングは、全く新しい体験を生み出すというよりは、既存の体験のクオリティを大幅に向上させるものだと言えます。革新的ではありますが、それは主に既存の体験をより効率的に、高品質に提供するという意味での革新であり、根本的に新しい体験を創出するものかどうかは、現段階ではわからないです。
せきぐちあいみ
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https://gyazo.com/ced06eb4ad5811f6eabec4005446bb5dhttps://gyazo.com/c1109e60474dda5ea01f36d64915f793
WACCHI
https://youtu.be/ahdvxV29dhU
伊東ケイスケ
https://youtu.be/Z8PRVSNQbJg
自分の心臓の鼓動を、ハプティックデバイスで感じながら体験するVR作品
Kate Parsons
https://gyazo.com/412a8282f6bf1a79df27ee30dd98cb13
https://gyazo.com/dad8c0122760e121ffbe76f0c5aeec4b
https://gyazo.com/e294aa0ca35f68eddf839643ea98fe3c
Michael Naimark
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https://gyazo.com/d06daa710b8da8dbd443c675f58db5d6
山村浩二
https://gyazo.com/dd4effe7347e5f26c179533cbebf545a
自分が長くアニメーションを制作してきて、アニメーションがストーリーの方向に行くと、映画言語としてのモンタージュやフレーミングについて、自分の中で問題として考えるようになったんですが、VRにはどちらの問題もないんですね。もちろん、見てほしい方向性はきっとあるんですが、VRにはフレーミングで世界を切り取るところはなくて、360度どちらを見ても、提示したい世界やイメージが実現できる。
アニメーションは頭の中にあるものなのでフレーミングはないはずなんですが、映画の言語で語ると、リニアに1方向に進んで、フレーミングして、モンタージュで意味を産み出して物語を紡ぐことになります。これが、VRだとシークエンスの変化が大きすぎるので、映画的なモンタージュは使えないということで、必然的に自分の中のイマジネーションをまるごと提示できる形になるのが面白いですね。
僕としては、アニメーション表現の可能性を常に意識して作っているので、VRというメディアが想像以上に“アニメーション的なもの”に感じました。先ほどXRの話もありましたが、アニメーションはフィクションでファンタジーの世界だと思われがちなところ、昨今はよりドキュメンタリー的で、現実のささいなことを題材にした作品が増えてきていて、そもそも現実とは何なのかということを考えさせられます。
橋本麦
https://gyazo.com/d8a3443cbe51c7bbe48b2f63988adb5a
Vision Pro、xR的な表現のためというより、現場のライティングに影響を与えることも、スタンドを立てたり両手や首が塞がることもない、仮想的なディレクターモニターとしての用法に興味がある 実写案件にせよストップモーションにせよ
MUTEK Pro ConferenceやDIG SHIBUYAのようなイベントは、やれWeb3、xR、ブロックチェーンだの、新しいもの好きな人たちが集まるわけだけど、みんなそうした技術がもたらす「結果」の話ばかりしていて、具体的にどういったソフトウェアがどのように作用したかという「原因」の話をしていない。だから議論がいつまで経っても上滑りする。何かについて語ってるようで、何についても語っちゃいない。そこには新しい何かがブチ上がっているのかもしれないという漠然とした高揚感とハイプだけが、LEDウォールに映し出されるバキバキのポイントクラウドよろしく、掴みどころのない雲のように会場に漂っている。