水生生物調査
ビオトープ内には1本の細流が通っているので、その流れの中にどのような水生生物が生息しているかを見ることは欠かせません。ここでは主に魚類、両生類、昆虫類、甲殻類を対象に調査を行っています。ここでいう昆虫は水中で見られるものを対象にしています。例えば昆虫調査のところで書いたトンボ類の多くは移動力が高く、そこで繁殖していなくても飛んでくる可能性があります。本当にビオトープを利用しているかを確認するためにはヤゴを見つけて発生を確認する必要があります。水生生物を調べることで、水質をある程度予測することもできます。
【ビオトープで確認された水生生物】
いずれも流水性の生き物です。比較的綺麗な水に生息するような種が多く見られました。
https://gyazo.com/56a4f142eda89e4f348f2a25bb3820c9 https://gyazo.com/308d3e8bfb2c7917bc3c584f3d3d7a3b
▲シマアメンボ ▲オニヤンマのヤゴ
【ここにはいない・いてはいけない生き物】
https://gyazo.com/493d0dd46443d28520ad07ef69159f5c
▲ヤマアカガエル 一回しか確認されてませんが、谷戸にはいないため移入と考えられます。
https://gyazo.com/34c625bd561757d022178234a33533b6
▲アメリカザリガニ サイズが大きいものはそれほど見ないですが、少なからず確認されます。