思考発達段階説
Piajet's theory of developmental stages of thinking
段階 年齢 特徴
感覚運動段階 0~2 感覚と運動が表象を介さずに直接結び付いている時期
前操作段階 2~7 他者の視点に立って理解することができず、自己中心性の特徴を持つ。
具体的操作段階 7~12 数や量の保存概念が成立し、可逆的操作も行える。
形式的操作段階 12歳以降 形式的、抽象的操作が可能になり仮説演繹的思考ができるようになる。
この発達段階は突然変異するのではなく、徐々に変わるものである。 また「赤ちゃん返り」といった、逆戻りなんかもある。 加えて個人差も大きく、同じ子供でも分野別に早い・遅いがある。 ※そういった意味で、あくまで参考程度に留めた方が良い。
また7歳は小学校入学、12歳は中学校進学の影響がある。 つまり小中学校という環境であったり、親・世間からの期待(重圧)も大きくなる。 だからこそ、この年齢での変化が大きいだけと言われている。