器官なき身体
器官ほど余計なものはない。器官は社会によってがんじがらめに縛られているからです。社会に意味付けられ、犯されているからです。我々の身体は、権威によって、警察によって、検閲済みです。アルトーの場合はなんといってもキリスト教です。キリスト教が身体に与える意味。性の禁止をはじめ、強欲の禁止、華奢の禁止、動物性の禁止などなど。そして権力による支配。王の前では跪け。口を開くな。排泄をコントロールせよ。嘔吐をコントロールせよ。などなど。 そんな身体への支配、理性の支配、権力の手先化から、身体を解き放つこと。器官なき身体。