インドへの道
インドの医師アジズは、マラバールの洞窟でのイギリス婦人暴行未遂で起訴されるが、彼女が妄想であることを認め一件は落着。彼を擁護する教師フィールディング、自国人に批判的なモア夫人などのイギリス人たちとの相互理解への努力を肯定しながら、一方でインド人とイギリス人の民族的違和感,その奥に横たわる東洋と西洋の精神的対立を描いた傑作。
E. M. Forster. A Passage to India. Edward Arnold, 1924.
E・M・フォースター 著、瀬尾裕 訳 『インドへの道』 筑摩書房(ちくま文庫)、 1994年
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」