HTTP
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)とはWWW上で、webサーバとクライアントのデータ転送のために開発されたアプリケーションプロトコル、つまり通信手段のこと。クライアントによるリクエスト(要求)と、それに対するサーバのレスポンス(応答)を基本とする、会話形の簡単なプロトコルである。例えば、wwwブラウザなどのクライアントがwebサーバに対して「get」や「put」などのコマンドを送ると、それに応じた結果がwebサーバから返ってくる。そしてwwwブラウザが、HTML、JPEG画像などのデータを整形してwebブラウザ上に表示する。
HTTPの基本的な役割は、クライアントが指定した情報をwebサーバから取り出すことである。そのため、メッセージの中で、クライアントが要求する情報資源を明確に識別する必要がある。この情報識別子は「URI」であり、一般的に「WWWアドレス」、「URL」とほぼ同じ意味で使われる。
「ワールド・ワイド・ウェブで構成されているインターネットを解説」2022年1月24日