ノトド(Notodo)
個人のタスク管理をノートで行うための、シンプルな手法。
前提
自由にページ(ノート)を切ることができ、リンクも張れるノートアプリやWikiを前提とする
例:
以下、1つのノートを「ページ」と呼ぶことにする
概要1: 以下の概念を押さえる
1: ホームページ。一番最初にアクセスする動線。
2: トピックページ。トピック(ある一つの話題)ごとにつくったページ
3: 行塊(ぎょうかい, Cluster of Line/クライン)。ページに記載する「行の塊」
3: 状態絵文字。完了、進行中、ペンディング、成否といった状態を示すための絵文字。✅、🏃、砂時計、⭕、❌など
概要2: 以下を押さえる
「切る」とは、今開いてるページAにて、ページBのリンクを記述し、Bにジャンプすること。
code:ページA
ページAの内容
ページAの内容
...
ここで話題Bを深堀りしたくなった
上記はCosenseの例だが、ページAに居ながらも、[リンク]を書くだけでページBに逃がしている
ノトドではこのようにして「今いるページから」別のページをガンガンつくっていきますsta.icon
もちろんページBは[ページB]の形でいつでもアクセスできるので、別のページに置くこともできますsta.icon
たとえば「しばらく付き合うことになるから」とホームページに置けます
「行塊」とは、空行で区切られた行の塊を指す
https://gyazo.com/443504b154e281f3cb75d09657056e9a
「状態絵文字」は、行頭や行末に付与することで行う
例
タスク1
...
✅タスク2
...
❌タスク3
...
上記の例は、タスク3が失敗、タスク2が完了だとわかる
視覚的な読みやすさが断然違いますsta.icon
たとえばタスク3の部分は失敗なので読み飛ばせるはずです
ノトドでは何千文字以上に肥大化するので、こうしてこまめに状態を反映させていかないと読みやすさが崩壊します
概要3: ノトドは以下のように運用する
1: ホームページをつくる
2: 必要に応じてトピックページを切る
3: ホームページやトピックページは行塊を意識して並べる
4: 状態を反映できそうなら、状態絵文字をつけて反映する
行塊にもページにもつけることができる
ノトドとタスク管理
タスクをどう記述するかは試行錯誤する
1ページ1タスクを好む人もいるでしょうし、1プロジェクト1ページにした上でその中にタスクリストを書く人もいるでしょう。また通常は両方を使い分けますsta.icon
ポイントは動線化すること。毎日何回も読み書きする場所にすること
予定駆動などとは違い、ノートからお知らせしてくることはありません。そうではなく、自分が高頻度でノートを読んでいるのでまあ気付けるだろう、と考えます。これはつまり、それなりに高頻度でノートを読む過ごし方になれ、と言っていますsta.icon ページ数について
ホームページは必ず1つだけ
トピックページは何個でも構わない
数百、数千くらいは現実的にありえますsta.icon
肝は高頻度なメンテナンス
ノトドの成否は、高頻度にページをメンテナンスできるかどうかにかかっている
たとえば:
状態絵文字を使って行塊に状態にを反映する
用済みの行塊は用済みページをつくって、そちらに隔離する
よく使うページはホームページの上側に置く etc
ホームページに1万文字を書くよりも、ホームページはリンク集にした上でページが15個ある方が健全ですsta.icon
参考になりそうな概念: