デリファメーション(Delifirmation)
委譲と承認のこと。
Deligation and Confirmation。
背景
LLMの発展により、1 LLMに委譲して、2 人間はその確認をする、との労働モデルが台頭しつつある
そうでなくとも組織をスケールさせるためには、この考え方は必須
あらためて注目するべきだろう、ということで端的に言及するための言葉をつくったsta.icon
概要
委譲とは
ある仕事を、相手に完全に任せること。相手に自走させること
承認とは
委譲した仕事のうち、判断を仰がねばならない部分を教えてもらい、判断すること
Q&A
Q: 承認とレビューは違う?
Ans: 違います
レビューは成果物確認であり、承認をはさむことなく委譲先が完成させた成果物を評価することを指します
一方、承認とは、委譲先が完成させる前に「しかるべき箇所は確認を仰げ」とします
つまりデリファメーションはこちらを指向しています。AIで言えば、デリファメーションはAIアシスタントであって、AIエージェントではありませんsta.icon
Q: デリファメーションへのシフトにより、何が求められる?
Ans: 🙏タスク管理だと思います
下記AISI記事から引用します
仮に AI に 30 のお願い事をしたとして、これら全部をどうフォローするかはあなた次第である。無論、こんなものを頭の中でカバーすることなどできないし、できるにしても馬鹿げているので、上手いことツールと方法論を使いたい。タスク管理の出番である。
私たちの大半はリアクティブワーク(Reactive Work)に頼っていますが、デリファメーションでは通用しません
あるいはAIに委譲したタスクを、リアクティブワークに変換して処理できるようにするのはアリでしょうし、おそらくこちらが開拓されていく気もしますsta.icon
参考:
AISI - AI で SI を変革する