OSCF(Open Share, Closed Feedback)
情報共有はネット全体などオープンに行うが、フィードバックはコミュニティ内のみなどクローズドでのみ受け付けるというあり方。
背景
1: オープン
2: クローズド
インターネットによりオープンが起こり、いつでも誰でも読めたり、どこにでも書き込めたりできた
しかしSNSが発達して民度のないマジョリティが参入してきたり、分断が加速して対立が深くなったりして、オープンな場ではすぐに燃えるように。これを危惧して、プライベートなコミュニティをつくる流れが加速していく。Discordサーバーは象徴的なものだ
クローズド・パラダイムでは情報が共有されづらいというデメリットがある
また各コミュニティには王様がいて、かつ王様は経済的・個人的など様々な理由から出し惜しむため、共有の無さがより加速する
これを食い止める、第三のパラダイムが必要と考え、つくりましたsta.icon
概要
OSCFとはハイブリッド的な第三パラダイム
共有は第一パラダイムのようにオープンに行う
しかし情報に対するフィードバックは、コミュニティ内でのみ受け付ける
OSCFを実現するためには、OSCFであることを明示しなければならない
つまり「外から出されたフィードバックに価値はない」という原則です。フィードバックしたければ入ってきなさい、としますsta.icon
もちろん、入るためのハードルが高かったり、選定基準が恣意的だったりすると不公平であり意味がありません(参入の不公平性)。仮に参入部分が解決できたとしても、フィードバックがどう扱われているかが外から見えないという不透明の問題があります(内部の不透明性)。事実上、フィードバックまわりも情報として公開しなければなりませんsta.icon
そして、このような仕組みは自然には起こらず、コミュニティが投資しなければなりませんsta.icon