コンセプトドリブン(Concept Driven)
背景
モチベーションドライバー:
造語だが、ビジネスにおいて、特に疑うこともなく無条件で(そのための)リソースを提供してもらえること
内部の話とする。社外の顧客から提供してもらうのではなく、社内でマネージャーから承認をもらうなど
モチベーションドライバーのパラダイムとしてすでに以下二つがある
1: イシュードリブン。イシュー(お題、質問・問題・ニーズなど解決の対象)に応える
2: ギャザードリブン。集合する
たとえばイシューに対する行動や懇親会その他イベントは承認をもらえやすいです。企画のように、しっかりとした目的や根拠や説得は求められません。これを「モチベーションドライバーだから」と表現していますsta.icon
しかし、VUCARDの現代では、これだけでは足りませんsta.icon イシューが見えてないこともありますし、ギャザーができない人(多様性として配慮するべき対象の一つ)もいるからです
新しいドライバーが必要です
概要
仮説や空想を含む何らかの概念をつくって、それらを議論したり試したりする
イシューやギャザーと同様、モチベーションドライバーのポテンシャルがある
比較
table:比較
何を定義するか 何を期待するか
イシュードリブン イシュー イシューに取り組むこと
ギャザードリブン イベント イベントを開催すること、イベントに参加すること
コンセプトドリブン 概念 概念をつくって見せること、概念をだしに議論すること
モチベーションドライバーなので、業務時間中にそのための時間を確保できる
例: 「働き方のバランスをテーマにした概念をつくりたいです」で日中時間を確保できたり、自主的に参加者(概念の持ち寄りや概念へのコメント)が来たりする
開発秘話
概念は楽しいのです
第三のパラダイムだと前々から考えており、モチベーションドライバーとして捉えることにしました
イシューとギャザーはわかりやすいと思います。それらと同じ位置付けにできうるということです。概念というと小難しく感じますが、ただの言語化とネーミングであり、比較的誰でもできるはずですし、親しい者との会話ではすでにやっているはず。そうでなくとも「ぼくがかんがえたさいきょうの~~論」その他持論の展開は心躍るでしょう
背景でも述べたとおり、VUCARDに対抗するための新しいドライバーが必要です。私は概念にこそ務まるのではないかと考えました。各自がクローズドにテキトーに遊ぶのみならず、ドライバーとしてちゃんと定義して啓蒙していくべきだと考えました
ひとまずドライバーとしての定義はできました。次は普及のための啓蒙ですね。このサイトも(概念をお出ししているという点では)その一環と言えますが、まだまだ足りません
参考