LinuxのBoot USBを作る - 2023/10/15
久しぶりにやると忘れているのでメモする。
USBメモリをフォーマットする
USBメモリを使いまわしてたりすると、新しいISOを展開するときにそのままだとできなかったりする。
まずフォーマットしてキレイにしてから、改めてLinuxのイメージを展開する。
diskpart
windowsのdiskpartを使うのが一番簡単な気がする。
手順
1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
2. diskpart と入力して diskpart を起動する
3. list disk と入力して、接続されているディスク一覧を表示する
4. select disk n と入力して、USBメモリを選択状態にする
たいていリストの最後に表示されるので、例えばOSの入ったSSD一つにUSBメモリが一つ接続されている状態なら Disk 1がUSBメモリになっていると思われる
ディスクの容量も表示されるので、USBメモリの容量と合わせて見ても分かる
選択状態になったら、Disk nの左側に *のマークが付くので、再度 list disk で確認する
5. clean と入力して選択したディスクの全データを消去する
パーティションも完全になくなり、フォーマットもされていない状態になる
6. create partition primary と入力し、一つのパーティションを作成する
7. format fs=fat32 quick と入力し、作成したパーティション全体を fat32 でフォーマットする
最近は exfatの形式もあるが、Linuxのイメージくらいの大きさならfat32で良い気はする
8. フォーマットが終わったら再度windowsに認識される状態になるので、USBメモリの準備は完了
DD for Windows
windowsで利用できる、DD for Windowsを使うのが一番簡単な気がする。
手順
1. DD for Windowsをダウンロードしてくる
旧バージョンの最新版 Ver.0.9.9.8 を使うのが良いと思う
2. 解凍して適当なところに置く
3. DDWin.exeを管理者権限で起動する
4. 対象ディスクにUSBメモリが選択されていることを確認する
もし選択されていなければ、ディスク選択から使いたいUSBメモリを選ぶ
5. ファイル選択から、書き込みたいLinuxイメージのファイルを選ぶ
選択画面では、最初はISOファイルが表示されない(DiskDumpImageが選択されている)ので、表示をAll filesに変更して、ISOファイルを選択できるようにする
対象ファイルの、パスとファイル名に、選んだイメージが入力されていることを確認する
6. 書込ボタンを押して、ディスクにイメージを書き込む
ここで、USBメモリの容量がイメージの大きさを大幅に超えていると注意のダイアログが出るが、そのまま続行して良い
7. しばらく書き込みが終わるのを待ち、終了のダイアログが出たら完了
ここまでで準備完了なので、後はできたUSBメモリを使ってインストールする。
参考