CSSフレームワークを使う覚悟
覚悟は完了しているか
CSSフレームワークを使う際は、基本的にフレームワークの想定外のデザインをしてはならない
デザインコストを持ちたくない人のためのものだから
デザインは開発者の自由な発想ではなく、機能によって決定される
Header
List
Image Card
...
Footer
基本的には誰もが一度は目にしたコンポーネントを頭が死んでてもUIにできるのがフレームワークの役目
多少特殊な機能であっても、機能と役目を既存のコンポーネントに当てはめるのが正道
特殊さを活かしたいUIにするならフレームワークはまず最初に捨てたほうが良い
CSSフレームワークは便利なんだけど、便利さを享受するには覚悟が要る
覚悟はPrettierを使う時のものと似ている
Prettierはコードフォーマットにコストを割きたくないが故に全員にちょっとづつ不幸を許容してもらうフレームワーク
プロクルーステースのベッド
nekobatoは当初「Perttier入れるなら80文字制限やめてくれ」と主張していたが、やめた
改行の流儀は人それぞれ違うということに気付いたから
妥協点で統一することに賛成した
CSSフレームワークを使った時に「ここが気に入らないからカスタムする」を許容するとメンテナンスコストが跳ね上がる
一貫性の無いCSSとClassName一覧ができる
気にいらない部分だけにカスタム名を付けるから、歪な名前の継承になる
DOMに一貫性が無くなる
上と同じく、気にいらない部分だけ改造するから
migrationが厳しくなることも(元々厳しいが)
CSSフレームワークはもう捨てた
コンポーネントごとにCSSを設計するのに慣れた
Vue.jsがscoped cssをサポートする仕組みが整っているため、疎なCSS設計が簡単になった
React.jsもそう
CSS設計が脳内メモリを圧迫する機会が無くなった
Ref: CSS フレームワークを使いたくない - ジンジャー研究室