KPI最適化エロバナー事件
「利益=1人あたり売上 - 1人あたり獲得費用」と分析して、1人あたり売上と1人あたり獲得費用をそれぞれKPIとして開発部門と広告部門に割り当てたら、広告がエロバナーばっかりになっちゃった事件のこと。
スマホマーケットの概要と、マーケティングの失敗例と改善 (アナリティクス アソシエーション 特別セミナー)https://www.slideshare.net/TokorotenNakayama/ss-36318485 #ところてん (2014-06-25)
同様に、個別に最適化したいパラメータにしか注目せず、全体として何を成し遂げたかったのかを忘れると事件に繋がりうる。
医学の例:https://twitter.com/NATROM/status/1258549499569385474
有名事例。急性心筋梗塞後の死因の一つに不整脈があり、この不整脈は薬で減らすことができます。だったら当然、急性心筋梗塞の患者に抗不整脈薬を投与すると死亡を減らすのではないかと考えるのは合理的です。しかし、実際に試すと死亡が減らないどころかかえって増えました。
不整脈が「代用のアウトカム」、総死亡が「真のアウトカム」です。「不整脈は抑制できたけど患者は死んだ」じゃダメですよね。こういう事例は医学では山ほどあります。血糖値は下がったけど患者は死んだとか、腫瘍は小さくなったけど患者は死んだとか。