端末 | ターミナル | Terminal
vim
vimとはなんですか
テキストエディタです
端末 | ターミナル | Terminalで動くテキストエディタです
vimには以下の、モードと呼ばれる状態がある
ノーマルモード
入力モード
ビジュアルモード
コマンドラインモード
なんでモードなんて面倒な概念があるんですか?
歴史的経緯
いまのコンピューターにはマウスも上下左右キーもあるのでメモ帳などはモードの概念がない
GUIの概念もあるので、マウスでもとに戻す、切り取り、コピー、貼り付け、保存などの指示もできる
昔のコンピューターにはマウスがなかった
昔のコンピューターには上下左右キーがなかった
通常のアルファベットのキーで、カーソルを移動するモードと文字を入力するモードが少なくとも必要
これに加えてもとに戻す、切り取り、コピー、貼り付け、保存などの指示もできるようにしないと不便
というわけでいくつかのモードを持ち、各モードでテキストエディタに必要な機能を整理していったのがvim
現代においてもクラウドサーバーやDockerで起動したVMには基本的にGUIがなく、端末 | ターミナル | Terminalでファイルを操作することが多い
Vimの使い方を覚えておくとサーバーをいじる時に便利
ノーマルモード
起動直後はノーマルモードです
h j k l
でカーソルを移動する ctrl+f
, ctrl+b
でページを上下に移動 y+enter
or yy
でカーソルのある行をヤンク(=クリップボードにコピー)する p
でカーソルのある行の下にヤンクの中身をプット(=クリップボードをペースト)する d+enter
or dd
でカーソルのある行を消す u
で直前の変更をもとに戻す(Undo) a
で入力モードに移行する :
でコマンドラインモードに移行する v
でビジュアルモードに移行する shift+v
で行単位のビジュアルモードに移行する入力モード
普通に文字列を入力する
esc
でノーマルモードに移行するビジュアルモード
h j k l
でカーソルを移動して範囲選択するっjコマンドラインモード
q
はquit w
はwrite q
でvimを終了する q!
でファイルの変更を保存せずにvimを終了する wq
でファイルの変更を上書き保存してvimを終了する操作例
ノーマルモードからコマンドラインモードに入ってファイルを保存してvimを終了
:wq
参考文献