標準入出力
#Linux入門
コマンド(=プログラム)は基本的に、標準入力と標準出力を持つ
標準出力とは、コマンド(=プログラム)の実行結果の出力データである
標準出力は特に指定しなければ端末 | ターミナル | Terminalに表示される
標準入力とは、リダイレクトまたはパイプラインによってコマンド(=プログラム)に渡されるデータである
echoで標準出力
code:bash
# echoコマンドで、hogeという文字列を標準出力として端末へ出力する
echo "hoge"
>で、標準出力をリダイレクト
catでファイルの内容を標準出力
code:bash
# echoコマンドの標準出力を、 > という記号で、hogeというファイルへリダイレクトする
echo "hoge fuga piyo" > hoge
# catコマンドで、hogeというファイルの中身を標準出力として端末へ出力する
cat hoge
|で、あるコマンドの標準出力を他のコマンドの標準入力としてパイプライン
<で、ファイルの内容を標準入力
wcで、標準入力に含まれる単語の数をカウント
teeで、標準出力を端末とファイル両方に出力
code:bash
# echoコマンドの標準出力を、パイプラインを使ってwcコマンドの標準入力に渡す
echo "hoge fuga piyo" | wc -w
# catコマンドの標準出力を、パイプラインを使ってwcコマンドの標準入力に渡す
cat hoge | wc -w
# catコマンドを使わず、 < という記号で、ファイルの内容をwcコマンドの標準入力へ渡すこともできる
wc -w < hoge
# teeコマンドで、標準出力を端末へ出力しつつファイルにも出力する
echo "hoge fuga piyo" | tee hoge