見田宗介「社會學入門: 人閒と社會の未來」2006/4/20
https://gyazo.com/f2a489713b329734d52cdc6b7523d22b
社會の存立の 4 つの形式
軸
卽自的 / 對自的
卽自的
意識以前的
客觀的
對自的
自由な意志による (voluntary)
主體的
共同態的 / 社會態的
共同態的 (Gemeinschaft)
人格的 (personal) な關係態
社會態的 (Gesellschaft)
共同體 (community)
卽自的な共同態
宿命的かつ全人格的
集列體 (seriality)
卽自的な社會態
社會法則
聯合體 (assosiation)
對自的な社會態
契約。既約。rule
交響體 (symphonicity)
對自的な共同態
原始キリスト敎の苛烈なパトスと、陰慘なまでの心理的憎惡感を、正當化しうるものがあったとしたら、それはただ、關係の絕對性といふ視點が加擔するよりほかに術がないのである。 一人一人の自由な意志による善意とか思想の內容とは關はりなしに、絶對の敵對の關係が成立してしまってゐる
僞善者
テロル
最終戰爭
平和 = 持久戰
陣地戰 (positional warfare)
partisan
guerrilla
→
自立
欲望を讓らない
「それぞれの主體にとって〈至高なもの〉」を、相互に解き放つやうな社會の形式
世界の energy 消費量は 2000 年でも加速度的に增えてゐるが、世界の人口增加率は 1970 年以降急激に一貫して減ってゐる
世界の energy 消費量は 2000 年でも加速度的に增えてゐる
世界の人口增加率は 1970 年以降急激に一貫して減ってゐる
https://gyazo.com/66f0c44c43568517630bb06aa4b4d41a
傳統指向←→傳統離脱に就いての世代閒の意識の距離は縮まってゐる
https://gyazo.com/1bb5094d6db6e2052838a37cd9301fbd
權力は權威を欲する、權威は魂を支配する。權力はいつか必ず、魂に暴力を加へる他はないだらう。魂の自由も、魂の無垢も、魂から一番遠いことどもと相渡ることなしに、生きつづけることができない。
魂の自由
魂の自由
←→
人を隷從させるやうな至高性のかたち
魂の自由
←→
理性が自己目的化されるために主體的な生や思想が閉塞させられてしまふやうな狀況
他者の兩義性
歡びと感動に充ちた生のあり方、關係のあり方を追求し、現實の內に實現することをめざす
關係の積極的な實質を創造する
人閒にとって、生きるといふことの意味の感覺と、あらゆる歡びと、感動の源泉。としての他者
美しく歡びに充ちた關係の utopia たちを多彩に構想する
他者が他者として、純粹に生きてゐることの意味や歡びの源泉である限りの他者は、その圈域を事實的に限定されてゐる
Dunbar 數
Dunbar 數を越える人數には、宗敎が有效
野生であるもの、自然法則の近くにあるものは、いまだ墮落せざるものだから→良き野蠻人
人閒が相互に他者として生きるといふことの現實から來る不幸や抑壓を、最小のものに止める rule を明確化してゆかうとするもの
關係の消極的な形式を設定する
人閒にとって生きるといふことの不幸と制約の、ほとんどの形態の源泉。としての他者
utopia たちが、それを望まない人たちにまで強いられる抑壓に轉化することを警戒し、豫防する rule の system を設計する
生きるといふことの困難と制約の源泉としての他者の圈域は、かならず社會の全域をおおふ
あらゆる社會が野蛮だから→社會契約
もう一つ在るne-sachirou.icon
どんな慣習にもそれぞれの機能があるから→文化相對主義