生と死の對稱性
今のこの私は不變なのに、何故死を恐れる事がありうるのか
今のこの私は不變である、變化しない
私は變化しないが、しかし私には生前と死後が在る
私のゐなかった生前は過去である。私のゐた今のこの私の生前は過去である
死後は未來であり、豫感や老いとして死の現在にもなりうるが、過去にならない
今のこの私は、私の變化がありうるとしたら私の過去になりうる。しかし死後は私の過去にならない
私の存在しない世界が現實感を持つのは何故か?
中島義道「時閒と死——不在と無のあいだで」2016/10/21
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高村友也「存在消滅 死の恐怖をめぐる哲學エッセイ」2022/6/10
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Samuel Ira Scheffler「死と後世」2013/11/14
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Elisabeth Kübler-Ross「死ぬ瞬閒」1969
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