十界
十界 - Wikipedia
六道 - Wikipedia
三悪趣 - Wikipedia
十界
惡道
1. 地獄 : 瞋 (にくしみ)、不忍辱、直接的苦しみ、佛との緣。地獄卽淨土 (正定聚。僧伽 (敎會)。卽 : 絕對辨證法)
地獄 (仏教) - Wikipedia
2. 餓鬼 : 貪 (むさぼり)、不布施、全てを見境ひ無く求める、悟りへの欲望の種←→離欲、檀那 (dāna。布施)、供養
餓鬼 - Wikipedia
3. 畜生 : 癡 (おろか)、不持戒、近くのものだけを求め續ける
畜生 - Wikipedia
善道
4. 修羅 : 諂曲 (へつらひ)、騙しごまかし身を立てようとする
人より上、天より下に置く事もある。半神だから
阿修羅 (असुर)
阿修羅 - Wikipedia#阿修羅道(修羅道)
半神
神への嫉妬、義憤
5. 人 : 善き事を知る
人界 - Wikipedia
6. 天 : 一時的な善さ、縫合、僞安心
天 (仏教) - Wikipedia#天界と六道
天神 (*deiwo-)
聖道 (三乘 (三一乘))
7. 聲門 : 悟らず、出家にのみ說く
声聞 - Wikipedia
8. 緣覺 (獨覺) : 悟り、說かず
縁覚 - Wikipedia
9. 菩薩 : 輪廻、轉生 bla ma (轉生上人)。聖道淨土。淨土卽地獄 (化身 (應身)。十界互具) (卽 : 絕對辨證法)
菩薩 - Wikipedia
十信→十住→十行→十廻向→十地
十信 - Wikipedia
1. 信心
2. 念心
3. 精進心
4. 慧心
5. 定心
6. 不退心
7. 護法心
8. 廻向心
9. 戒心
10. 願心
十住 - Wikipedia
入聖胎
1. 發心住
2. 治地住
3. 修行住
4. 生貴住
長養聖胎
5. 具足方便住
6. 正心住
7. 不退住
8. 童眞住
出聖胎
9. 法王子住
10. 灌頂住
十行 - Wikipedia
1. 觀喜行
2. 饒益行
3. 無瞋根行
4. 無盡行
5. 離癡亂行
6. 善現行
7. 無著行
8. 尊󠄁重行
9. 善法行
10. 眞實行
十廻向 - Wikipedia
1. 救護一切衆生離衆生相廻向
2. 不壞一切廻向
3. 等一切諸佛廻向
4. 至一切處廻向
5. 無盡功德藏廻向
6. 隨順一切堅固善根廻向
7. 等心隨順一切衆生廻向
8. 眞如相廻向
9. 無縛無著解脱廻向
10. 入法界無量廻向
十地 - Wikipedia
0. 信解行地
煖位
頂位
忍位
世第一法
1. 歡喜地
2. 離垢地
3. 發光地
4. 焔光地
5. 難勝地
6. 現前地
7. 遠行地
8. 不動地
9. 善想地
10. 法雲地
10. 佛
一念三千
十界互具$ 10\times 10
惡道に依る悟りへの機緣。淨土卽地獄
佛陀の受肉。應身
十如是$ 10
何であり、どのやうにあり、どのやうなものであり、どのやうな特徵をもち、どのやうな固有の性質を持つのか
相、性、體、力、作、因、緣、果、報、本末究竟等
三世閒$ 3
五陰、衆生、國土
十牛圖
十住心
Dante Alighieri「神曲」1321 (神聖喜劇)
神曲 - Wikipedia
地獄篇 (Inferno)
地獄の門 - 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘が記されている。
地獄前域 - 無爲に生きて善も惡もなさなかった亡者は、地獄にも天國にも入ることを許されず、ここで蜂や虻に刺される。
アケローン川 - 冥府の渡し守カロンが亡者を櫂で追ひやり、舟に乘せて地獄へと連行していく。
第一圈 辺獄 (リンボ) - 洗禮を受けなかった者が、呵責こそないが希望もないまま永遠に時を過ごす。
地獄の入口では、冥府の裁判官ミーノスが死者の行くべき地獄を割り當ててゐる。
第二圈 愛欲者の地獄 - 肉欲に溺れた者が、荒れ狂う暴風に吹き流される。
第三圈 貪⻝者の地獄 - 大⻝の罪を犯した者が、ケルベロスに引き裂かれて泥濘にのたうち囘る。
冥府の神プルートーの咆哮。「パペ・サタン・パペ・サタン・アレッペ!」
第四圈 貪欲者の地獄 - 吝嗇と浪費の惡德を積んだ者が、重い金貨の袋を轉がしつつ互ひに罵る。
第五圈 憤怒者の地獄 - 怒りに我を忘れた者が、血の色をしたスティージュの沼で互いに責め苛む。
ディーテの市 - 堕落した天使と重罪人が容れられる、永劫の炎に赤熱した環狀の城塞。ここより下の地獄圈はこの內部にある。
第六圈 異端者の地獄 - あらゆる宗派の異端の敎主と門徒が、火焔の墓孔に葬られている。
二人の詩人はミノタウロスとケンタウロスに出會ひ、半人半馬のケイロンとネッソスの案內を受ける。
第七圈 暴力者の地獄 - 他者や自己に対して暴力をふるった者が、暴力の種類に應じて振り分けられる。
第一の環 隣人に対する暴力 - 隣人の身體、財產を損なった者が、煮えたぎる血の河フレジェトンタに漬けられる。
第二の環 自己に對する暴力 - 自殺者の森。自ら命を絕った者が、奇怪な樹木と化しアルピエに葉を啄ばまれる。
第三の環 神と自然と技術に対する暴力 - 神および自然の業を蔑んだ者、男色者に、火の雨が降りかかる (當時のカトリック敎徒は同性愛を罪だと考へていた)。
第八圈 惡意者の地獄 - 惡意を以て罪を犯した者が、それぞれ十の「マーレボルジェ」(惡の嚢) に振り分けられる。
第一の嚢 女衒 - 婦女を誘拐して賣った者が、角ある惡鬼から鞭打たれる。
第二の嚢 阿諛者 - 阿諛追從の過ぎた者が、糞尿の海に漬けられる。
第三の嚢 沽聖者 - 聖物や聖職を賣買し、神聖を金で汚した者 (シモニア) が、岩孔に入れられて焔に包まれる。
第四の嚢 魔術師 - 卜占や邪法による呪術を行った者が、首を反對向きにねじ曲げられて背中に淚を流す。
第五の嚢 汚職者 - 職權を惡用して利益を得た汚吏が、煮えたぎる瀝青に漬けられ、12 人の惡鬼であるマレブランケから鉤手で責められる。
第六の嚢 僞善者 - 僞善をなした者が、外面だけ美しい重い金張りの鉛の外套に身を包み、ひたすら步く。
第七の嚢 盗賊 - 盗みを働いた者が、蛇に嚙まれて燃え上がり灰となるが、再びもとの姿にかえる。
第八の嚢 謀略者 - 權謀術數をもって他者を欺いた者が、わが身を火焔に包まれて苦悶する。
第九の嚢 離間者 - 不和・分裂の種を蒔いた者が、體を裂き切られ內臓を露出する。
第十の嚢 詐欺師 - 鍊金術など樣々な僞造や虛僞を行った者が、惡疫にかかって苦しむ。
最下層の地獄、コキュートスの手前には、かつて神に齒向かった巨人が鎖で大穴に封じられている。
第九圈 裏切者の地獄 - 「コキュートス」(Cocytus 嘆きの川) と呼ばれる氷地獄。同心の四圓に區切られ、最も重い罪、裏切を行った者が永遠に氷漬けとなっている。裏切者は首まで氷に漬かり、淚も凍る寒さに齒を鳴らす。
第一の圓 カイーナ Caina - 肉親に対する裏切者 (舊約聖書の『創世記』で弟アベルを殺したカインに由來する)
第二の圓 アンテノーラ Antenora - 祖國に對する裏切者 (トロイア戰爭でトロイアを裏切ったとされるアンテーノールに由來する)
第三の圓 トロメーア Ptolomea - 客人に対する裏切者 (舊約聖書外典『マカバイ記』上 16:11-17 に登場し、シモン・マカバイとその息子たちを祝宴に招いて殺害したエリコの長官アブボスの子プトレマイオスの名に由來するか)
第四の圓 ジュデッカ Judecca - 主人に對する裏切者 (イエス・キリストを裏切ったイスカリオテのユダに由來する)
煉獄篇 (Purgatorio)
煉獄前域 - 煉獄山の麓。小カトがここに運ばれる死者を見張る。
第一の台地 破門者 - 敎会から破門された者は、臨終において悔い改めても、煉獄山の最外部から贖罪の道に就く。
第二の台地 遲悔者 - 信仰を怠って生前の悔悟が遲く、臨終に際してようやく悔悟に達した者はここから登る。
ペテロの門 - 煉獄山の入口。それぞれに色の異なる三段の階段を上り、金と銀の鍵をもって扉を押し開く。
第一冠 高慢者 - 生前、高慢の性を持った者が重い石を背負い、腰を折り曲げる。ダンテ自身はここに來ることになるだろうと述べている。
第二冠 嫉妬者 - 嫉妬に身を焦がした者が、瞼を縫い止められ、盲人のごとくなる。
第三冠 憤怒者 - 憤怒を悔悟した者が、朦朦たる煙の中で祈りを發する。
第四冠 怠惰者 - 怠惰に日々を過ごした者が、ひたすらこの冠を走り囘り、煉獄山を周囘する。
第五冠 貪欲者 - 生前欲深かった者が、五體を地に伏して嘆き悲しみ、欲望を消滅させる。
第六冠 暴⻝者 - 暴⻝に明け暮れた者が、決して口に入らぬ果實を前に⻝欲を節制する。
第七冠 愛欲者 - 不純な色欲に耽った者が互いに走りきたり、抱擁を交はして罪を悔い改める。
山頂 地上樂園 - 常春の樂園。煉獄で最も天國に近い所で、かつて人閒が黃金時代に住んでゐた場所といふ。
天國篇 (Paradiso)
火焔天 - 地球と月の閒にある火の本源。焔が上へ上へと向かふのは、この天へ歸らんとするためと考へられた。
第一天 月天 - 天國の最下層で、生前、神への請願を必ずしも滿たしきれなかった者が置かれる。
第二天 水星天 - 德功を積みはしたものの、現世的な野心や名聲の執着を斷ち切れなかった者が置かれる。
第三天 金星天 - まだ生命あった頃、激しい愛の情熱に驅られた者が置かれる。
第四天 太陽天 - 聖トマス・アクィナスら智慧深き魂が置かれる。
第五天 火星天 - ダンテの先祖カッチャグイダをはじめとする、キリスト敎を護るために戰った戰士たちが置かれる。
第六天 木星天 - 地上にあって大いなる名聲を得た正義ある統治者の魂が置かれる。
第七天 土星天 - 信仰ひとすじに生きた清廉な魂が置かれる。
第八天 恆星天 - 七つの遊星の天球を內包し、十二宮が置かれている天。聖ペトロら諸聖人が列する。
第九天 原動天 - 諸天の一切を動かす根源となる天。
第十天 至高天 - エンピレオ。諸天使、諸聖人が「天上の薔薇」に集い、ダンテは永遠なる存在を前にして刹那、見神の域に達する。