中村雄二郎「臨床の知とはなにか」1992/1/21
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科學
普遍性・論理性・客觀性
普遍性
密畫世界觀
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事物の cosmos 的な有り樣を示す〈cosmology〉。〈固有世界〉
略畫世界觀
《制作活動とその目的が分離してゐる》と見なされたのは、制作活動や技術的所產が抽象空閒のうちで、生態系と無關係な空閒のうちで、捉へられたからである。
生態系。拘束條件
《腦死の判定はあくまで醫療行爲の一環であって、嚴密科學 (精密科學) の對象ではなく、したがって、腦死の判定に百パーセントの正しさを求めるのは、むしろ一つの逸脱である。》
論理性
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事物の多義性としての〈symbolism〉(象徴表現)。〈事物の多義性〉
客觀性
死物化
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自分の身體を他人の視線にさらしておこなふ行動、つまり〈performance〉。〈身體性をそなへた行爲〉
線形な因果$ A\to B
←→
因陀羅網
非線形性
複雜系
演劇的知
不和
場 + 境界條件
pathos の知
修辭
情念 (passion)。受苦 (pathos)。受動 (passive)。病 (pathema)
悲劇
南型の知
惡靈←→神々
神々が住む山が基本線と方向とを大局的に決定するのに對して、惡靈たちはそれを、いっそう具體化し、分節化する。
臨床哲學
臨床醫學的・民法學的思考←→病理學的・刑法學的思考