マラニック
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マラニックのはじまり
60年のローマオリンピックの3人のメダリストを育てたニュージーランドのアーサー・リディアードのマラソントレーニングのなかに「マラニック」があった
長距離の持続走の激しい走りこみやスピードトレーニングやレースの疲労を取り除くためにスピードを落し15〜30kmをゆっくりとしたジョッグをする方法
68年メキシコオリンピックのために日本のコーチがリディアートのこのトレーニング方式を学び「マラトニック」と称してトレーニングに取りいれてメダルを獲得した(400mインターバル走のようなものだけでなく45kmマラトニックを導入した)
リディアードのランニング・バイブル
「Jim Walmsleyの超長距離トレーニングは、アーサーリディアードのトレーニング理論を採用した日本のマラソン選手のトレーニングに触発されたものらしい」
「自分がウォームズレーに困惑しているのは、まさに日本の選手のような練習法なので、“異端なランナーなのか、日本視点では普通のエリートランナーなのか”、どうコメントしていいからわからないのである。この記事でも「ジャパニーズ・スタイルトレーニング」と紹介されている」
How Japanese-Style Training Inspired Jim Walmsley’s Olympic Trials Approach
著者たち(山西哲郎)は70年代の市民ランナーとともにこの方法(30kmウォークやロングジョッグ)をマラニックと呼び,ゆっくり長い時間をかけて走り,歩きつづけながら走る楽しさを満喫する方法と定義づけ,実践をしてきた
山西哲郎は日本に海外の市民マラソンを紹介した(ボストンマラソン・ニューヨークマラソン)
特にホノルルマラソンは元々が障害者や心臓病のリハビリのために行われた大会だと知り,勝敗のない「楽しむランニング」の可能性を見い出した
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https://ja.wikipedia.org/wiki/山西哲郎
【上州この人】群馬大名誉教授・山西哲郎さん(74) 全国の市民ランナー指導し半世紀
ランニングの世界