老朽化する教会と、そこからの宣教の在り方を考える
文責:永野 健一
ナザレン教会の多くの教会では以下のような状況にあります
信徒(教職)の高齢化・信徒数減
牧師謝儀の捻出の困難化(教団援助金に依存する度合いが高まる)
教会建物の老朽化(改築・修繕のための資金の困難)
そのため「何を最優先にして考えるか?」が大切です
「教会建物」は有限であって「ずっと同じ建物で宣教を続ける」ことには無理がある
過去においてナザレン教団の教会で見られた一般的なケース
信徒数減ー>教会建物の老朽化ー>教会を閉鎖(信徒は近隣のナザレン等の教会に転籍)ー>消滅(教会建物と共にその教会としての活動を終える)
わたしたちが何もしなければ、およそこういった経過を辿ることになります。
もちろん、それでも自分たちには文句は無い、という意見もあるかもしれません。
しかし、個々の教会の本質が「福音の宣教」にあるのであれば、「おかれた状況に適した宣教の方法がある」ことを知ることとそれを実際に行動に移すことが大切です。
ケース1:牧師謝儀の捻出が困難である(教団援助金もあるが、教団援助金ありきの教会会計は健全とは言えない。教会会計における牧師謝儀の割合は大きい)
ー> 教会としての宣教活動を続けるために、牧師に常駐ではなく、兼牧で担当してもらうようにする。
ー> 兼牧でなく、活動の主体は教会員の奉仕を中心にすることによって、日曜日の礼拝について信徒だけでも守れるようにする。
(デメリット)「信徒の牧会をどうするか?」 ー> そうした仕組みを作れないか?
ケース2:教会建物について思い切って手放す(土地建物の売却については年会議案となる可能性が高い)
ー>教会建物について見切りを付け、文化センター等の音を出すことの可能な部屋を時間で借りることを通じて、礼拝等の活動を続ける。
ー>ナザレンの歴史を振り返れば、開拓伝道においては、個人の過程集会から始まったケースがほとんどで、最初から教会堂を取得したケースは少ない。
ー>家庭集会であれば、人数が限定されるのはむしろ好都合
ー>何回かに1回、全体で集まれるように月1くらいのペースで全体で集まれる会場を予約する(毎週だと難しいが、月1回くらいであれば余裕ができる)
ー>不動産を取得・維持する費用が発生しないので、「会場費だけ」で済ますことができる。特に電気代・光熱水費が高騰している時には、負担が小さくなる。
ー>多くの人を招く場合であれば、むしろこうした会場の方がトイレやその他設備においてメリットが多い。
(デメリット)場所が固定できないので、常に会場が定まらないという点がある。