book2 PART1 CHAPTER TWO STRUCTURE-PRESERVING TRANSFORMATIONS / 6 / HOW THE FIFTEEN PROPERTIES APPEAR IN NATURE FROM THE UNFOLDING OF WHOLENESS
世界は常に少しずつ変化しているみたいなの、これ物理じゃん。っていう気持ちで読んでいたw kyon_mm.icon
t -> t+1においてw -> w+1とする。みたいなやつ。
環境の変化や人的介入に対応しながらも、全体の調和を維持し強化するための設計原則として活用することができます。
このヒントが欲しいなと思ってNOOがとても気になっています。私の周辺だとスパゲティ化したシステムや触りづらい重厚な組織体制みたいになってて、そういった事に対するヒントが欲しい・・・。
分かる!
センターが取り除かれる場合(死、剪定、簡素化など)でも、可能な限り多くの大きなセンターをそのままにしておくような方法で除去されます。
これ自体は理解できるんだけど、例えば冬に木の葉っぱが全部落ちて枝だけになる、とかそういう現象については、いきいきさがどんどん減る方向なんだと思うけど、どういう展開って考えるといいんだろう?
落葉は植物の生存のためのプロセスであり、落葉が地面に落ちて堆肥や土になったり、他の生物の隠れ家になったり、春に向けての木自身の栄養源となる再生プロセスの一部と捉えると生命の度合いは変わってないと感じますtkskkd.icon
夏に水不足になると、木は葉を落として少しでも水分消費量を減らそうとするんですよね。これって人間が凍傷になって手先が腐っても体幹部を生き残らせようとするプロセスと同じだなっていつも感じてます。センターを守るために末端を犠牲にする最終手段なんだろうなぁ。水不足は生命の度合いは下がってるとは思います。tkskkd.icon
スナップショットじゃなく、もっと大きな時間軸で感じられると良さそうですねー
15の特性はセンターがお互いを活性化する15の方法であると述べました。したがって、構造を保持する変換の下で新しいセンターが追加され、既存のセンターを活性化または深める場合、これは15の特性が新しい変換ごとに少しずつ、段階的に現れる
これまさに大事なんだけど、いろんな人と話していると一気にデザイン結果をもとめたり、段階的であってもゴテゴテしていくみたいなのをイメージしている人がいて、なんというかむずかしいなーっていう気持ち。
「一気に結果を求める」「ごてごてしていく」って全部人間のエゴ(自我)の働きだなって思います。tkskkd.icon
技術が発達して一気に作れるようになっちゃったから、構造保全変容がすっ飛ばされて、外界との調和がとれなくなって構造が破壊されて、生命が失われたのだろうなって感じてます。技術が発達してないと地道に積み上げていくしかないから、結果的に構造保全変容になっていた。技術を使いながら、構造保全を意識して、段階を丁寧に積み上げていくというのが今の時代に課せられたテーマなんだろうな、などとも。tkskkd.icon
15の幾何学的特性って「自然のいい感じのものを見た時によく現れてる特徴」くらいに思ってたけど、tがt+1になっていく中で、より既存のセンターと新しいセンターが活性化するためのガイドでもあるってことなのかな?
中埜さんが、幾何学的特性の変容をまとめてました。パタンセオリーの副読本としてまとめてますね。tkskkd.icon
浅い理解ではアジャイルは構造保全変容になると美しいんだろうなって思うけど、よくある車の絵は構造保全?って感じが・・・
車の変容は、その車がどんな周辺環境の中に存在するかで決定するのであり、車単体で変容が決まるわけではないと思います。外側を含めての全体性。なのでヘンリックの絵は変容の一例を示すものではあるけど、正解ではないと私は捉えていますtkskkd.icon
もし小さなセンターが最初のセンターを乱すことなく、かつ積極的に強化するスケールであるならば、その二番目のセンターは大きなものよりもちょうど一つの桁小さいオーダーになります。構造を強化するプロセスの繰り返し適用によって、「スケールのレベル」の特性を生み出す必要があります。
なるほど!15の幾何学的特性を考慮したデザインって感じで、いつもよりちょっとだけ具体的なヒントっぽい
ここかなりわかりやすいですよね。力強いセンター、スケールの段階性、空の3つの関連がだいぶ具体的な説明だし、ミルクラウンはまさにそういった説明をするのに最適だなーって感じました
本書でも説明されているけど、花が形成されていくための過程とか生物の分化していく過程ってお互いにセンターとしての大きさがちょうどよく配置されている。
こういうのを組織とかシステムで考えると、一定程度の大きさがないと相互に作用できないっていうのがすけてみえる。変化させるために大きなセンターをつくるのか、全体をもう少し小さなセンターの連続にしておいて、小さなセンターからはじめるのかみたいな。
前者が合弁会社つくるみたいなやりかたで、後者が組織改革と一緒に新しい部署を立ち上げるみたいな感じかな。
既存の組織構造を変更せずに新しい部署だけ立ち上げても相互作用できないくらいの小さなセンターになってしまうっていうのがわかりみがふかい。
っておもっていた次のような表現があってなるほどーってなった。
これは、建築、都市計画、生態学、さらには組織の構造設計にも応用可能で、各要素がどのように連携し、相互に影響を与えるかを考慮することが、より機能的で調和の取れた全体を創造する鍵となります。
アレグザンダーは組織の構造設計をやっていたとはおもえないけど、応用している人たちの話をきいたのかな
ここなんですが、「既存組織を変更せずに」は違いそうだなぁと思いつつ、これまでの構造を破壊せずに展開していくということを考えると、既存組織の周辺に既存組織をより強化する工夫をしていくのが構造保全変容になるんですかね?
そうだとして、既存組織(既存の建築物でもなんでも)がそもそもイキイキした構造を持っていない場合、どうアプローチをするのかってのが気になりました。
まずは今の組織が「いきいき」することが先決でしょうね。一人一人が生き生き仕事できているか?など。tkskkd.icon
個人がどれだけいきいきとできているか、そこを突き詰めると最終的には一人一人の内面に向かうしかないかなって思ってます。構造的には自我と自己の分離→受容→統合のプロセスtkskkd.icon
というのも、自然は大半がイキイキする構造をしているので、自然の話をしているとなかなか語られない所で気になっています
人の組織をテーマにする場合、他者との関係性に加えて、一人一人の自分自身との関係性もみていかないといけないですね。ティール組織の全体性は、その部分に触れています。ありのままの自分をどう表現するか。tkskkd.icon
境界 についてはスナップショットとして境界があることによる良さは分かる気がする一方で、動的な流れでいうとどういったタイミングで生まれてくるのか?というのが気になる もう少し踏み込むと、境界があることで、その後の変化はどう変わるのか?あたりも気になる
境界があることで境界内の変化や独自性が生まれてきそうな一方、境界を越える(破壊する)ような大きな変化には繋がっていかない気がする
あらゆる反復において、反復する隣接するセンターの間の空間に潜在的なセンター(まだ完全に存在していないセンター)が存在します。ここで、構造を保持する変換が起こると仮定しましょう。ある対のセンターの間の潜在的なセンターが発達して、独自のセンターとなります
これは前述の山と谷で合ってるのかな?山が反復するセンターで、その間の谷が潜在的なセンターで、少しずつ展開されていくく中で山も谷のどちらもよりハッキリしてくる、みたいな
これつくられていく過程もよくわかるんだけど、力強いセンターと空くらいの違いだとデザインしやすいんだけど、こういう交互反復をデザインするっていうのはまだ自分だとうまくできないなーっておもった。(事例を思いつく程度しかできなくて、意図的に組み込むのがまだジェネラルにできないなーっていう感覚)
局所的なシンメトリーとも勘違いしやすいっていうのが自分の中でまだあるなっていうのが原因としてつよいかもしれない。
きょんさんもそうならしょうがないと思いましたwが、もうちょっと理解を深めたいので何かを例に考えたいなぁと思ってます
人工的なものだと「ビルの窓」が並んでるのを思いつきました。窓、壁、窓、壁…みたいな。ただ、これは全然いけてない気がしたので違うかぁ
もう少し厳密に言うと、実際に起こっていることは反復というよりは揺らぎのような感じです。
例えばあるものがあり、そして別のものがあり、そして再び最初のものがあるというように、もの
ごとが波のように反復するのです。 by book1
と思った後に、障子を思い出したら意外と良い気もしました。紙、枠、紙、枠…どちらも単調っぽいAとBの繰り返しな気がするけど何が違うんだろう?
交互
既に現れている交互反復は良いなぁと思う一方、自分がデザインしようとした時に面白みがない単調な感じになる気がして難しい感ある
その幾何学的構造により、この空間の少なくとも一部の領域はセンターとしての弱い潜在的な性質を持ちます
強くはないとしても周りと比較するとセンターっぽさある、って話ですかね?
ただの四角に点を打っただけの状態みたいな?
木組織の細胞も同様に、各空間がポジティブになるまで押し合います。
分からん…第1巻見たけど同じようなこと書いてあるけど分からん
第1巻だと水晶が外側の水晶に押し付けられて空間は全て「正」になってるって書いてるけど
「正」になってるとかポジティブになってるってなんなんだー!!
「POSITIVE SPACE」の原文のままの方が意味とりやすい気もしますね
ある種の幾何学的特性を発現していても、それらのセンターが強まるにつれて別の幾何学的特性が発現して、全体としてはより生き生きとしていくっていうダイナミズムが面白いなーっておもった。既存の良さを生かしていくと別の特徴になるって企業の成長とかだとあんまり語られないかなって。kyon_mm.icon
人数や事業がふえていくにあたってできることが増えるっていうのははあるけど、ある程度おなじ領域の質が変容するっていうのはあまり語られないし、変容するようにしむけていることってあんまりないのかなって。kyon_mm.icon
今までアプリ側しかしてなかったけど人が増えてインフラ側もできるようになった。結果としてアプリもインフラも対応できますよー、で止まるのができることが増える。アプリもインフラもできるなら自分たちで一通り作れるから新規事業やってみようか、みたいなのが質が変容する。みたいな感じですかね?例えの質が良いかは置いといて。
「POSITIVE SPACE in the cell structure of wood tissue」の図はとても分かりやすい!
分かりやすいと思えてないので解説お願いしたい!
初期段階では、まだ明確に定義されていない弱い「可能な」形として存在します。構造保存変換が適用されると、この形の内部や隣接する場所に現れる潜在的なセンターは、たとえかすかに存在するだけでも、強化されてより明確なセンターになります。
FearlessChangeとかでもあったチェンジエージェントがだんだん組織を変えて行くような話を思い出しながら読んでました。潜在的なセンターがかすかに存在するだけでも強化されるは、何かよくわかる
強化されるための構造保存変換のプロセスを組織が持てるかどうかっていうのが大事なんでしょうね。
「いいね」とか反応する文化みたいなのも組織の構造保存変換のプロセスなのかなぁ。。
POSITIVE SPACEとGOOD SHAPEは配置と形それぞれが構造保存変換によって変わっていくと、要素がセンターとして輝いていく様子を表してる感じですかね。
良い形も分からんのですが、特にどう活用すれば良いのかなぁと。結果的に良い形ですね、はそうだと思いますが、そのくらいになっちゃいそう。
良い形と同じく
構造が保存されると、局所対称性の密度は通常増加します。局所対称性は、他の近くの構造に適応するために歪むことがあっても、空間全体にますます多く現れるようになります
構造保全変容が進んでいくと、局所的シンメトリーは増えるって書いてると思いますが、あまりイメージできず…
密度なので、割合的に局所的シンメトリーな特徴を持った領域が増えてくるってことで合ってますよね?
なんで増えるんだろうか?構造的に安定するとか、 より魅力的になるとかあるんだろうか?
増えれば良い、極端にいうと全部がシンメトリーだとまた違うと思うので、どんな具合がいいんだろう?
局所的なシンメトリーはいろんなもののうごきをスケールさせるために必要なんだろうなっていうのが物理学的にも、認知の面でもっておもうので、わかりやすい特性だなとおもう。
一方で、いわゆる「局所的シンメトリー」や「スケールの段階性」をもった組織構造はよくみて、(なにもないよりは圧倒的にうまくいく一方で)、生き生きとしないのはやはりプロセスにそういったものが組み込まれていなかったりとか、センター同士がお互いに影響を与え合うのが弱いとかあるんだろうなとかは思ったりする。
スナップショットとしては局所的シンメトリーになっていたとしても、ドラスティックに破壊するように組織を変えることが多いので、今どうなっているかだけじゃなくて、どういう過程でここに行き着いたか、も考えようねって話ですかね?
認知面ではたしかにー。変容のしやすさ、スケールのしやすを考えると納得できます。
身の回りの例は?
木、猫の模様、川、花などなど
木とか花って南むいちゃったりしてそうじゃないかなーっておもっていた
全体としては局所的シンメトリーが枝や葉や花弁などで増えながらも、隣接する強いセンター(この場合は太陽)に影響をうけていく。だけどもそれは局所的シンメトリーをこわすものではない。みたいなところがまさにってかんじ。