book2 PART1 CHAPTER TWO STRUCTURE-PRESERVING TRANSFORMATIONS / 4 / REPEATED APPLICATION OF STRUCTURE-PRESERVING TRANSFORMATIONS
実践的な読者だとp61 - p62のような例がすぐにほしいってなるのに、700pもじらしてくるあたりが、本当にアレグザンダーの追体験をするための本ってかんじがする。
まだまだ3巻も4巻もあるの考えると焦らしってレベルじゃないですねw
アレグは生涯焦らし商法なので!
良い変換はどんな激動も引き起こしません。したがって、良いプロジェクトを得るためには、構造を保持する変換の連続を行うだけで十分です。このようにすることで、良いデザインがスムーズに、ほとんど自動的に進化します。
ここまでの話と同じような話な気がするし、納得感はある
反面、ギョッとする構造というのが現れにくい気がしていて、時にギョッとした構造にも惹かれる時がある気がするんだけど、どの辺りはどんな感じなんだろう?
たぶんそこも実は連続しているんだけど、我々がそれをみるコンテキストによるんじゃないかなっておもいました。(ぎょっとするような深海魚の形をみることはあるけど、それは深海魚の進化を追っている人からすると普通だったりとか)
ほほう!美しいデザインになっていく連続的なプロセスを全然知らない状態で最終結果だけ見ているからギョッとするだけってことですかー
ですね、完成品ではなくて途中の状態をみると連続性を感じられることが多い気がします。
卵と鶏が連続してるってことですからね。途中をみないとかなりのジャンプですよね。
最近このあたりのプロセスってデッサンのプロセスに似ているような気がしてます
開始30分のデッサンと5時間のデッサンだと仕上がりにかなり差があるが全体のテイストは保存しているという
なんとなく質のあるものって似たようなプロセスで出来上がっていくんだなぁなどとあらためて
構造の全体性を認識し、その全体性を強化しながら、段階的に複雑さを増すことで、最終的に統合された調和のとれたデザインへと導かれます。これは、建築、都市計画、プロダクトデザインなど、あらゆる創造的な分野での設計に適用可能な原則であり、持続可能で美的な成果を生み出すための鍵となります。
統合と調和が鍵なのかな
持続可能で美的!良い!
「段階的に複雑さを増すことで」のあたりは分かるようで分かっていない気がする。複雑なのが良いって話ではなく、周辺との調和を取っていくとそれなりに複雑になるってくらいなのかな?
と思ったけど単純にP.61-62のデザインを見ると、複雑になっていってる方がスゴイ!ってなるから調和だけの話ではない気がする
よりセンターが強力になっていくまで装飾(という表現でいいかわからんけど)を加えていってるって感じかな?
漸進的なプロセスっていうのが前提にありますよね
いっぽいっぽ不都合を解消しながら進んでいくので調和がとれながら少しずつ複雑というか解像度が上がっていくというか
たとえ一つの悪い変換でも、スムーズな展開を崩すことがあります。良い変換の連続の中に構造を破壊する変換を一つ行うと、物事は非常に迅速に醜くなります。
一度それを脱線させると、その根底にある実際の起源とのつながりを失い、それを取り戻すことは非常に困難になります。
この辺りを読むと、分かるけど難しそう!あれ?