縦割り社会と横に繋がった社会
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兼原元内閣官房副長官補とのディスカッションより
日本は社会のあらゆる部分において縦割り社会となっている。これは、企業・組織内のみならず、業界感でも見られる現象である。
終身雇用、専門性を極める風習がこうした環境の形成に繋がっている
一方、イギリス・アメリカでは横の繋がりが強い
リーダーの育成方法の違い
リーダーが政界・官界・学界・産業界を渡り歩くため
例:アメリカのwest point軍学校卒業生の半数が軍隊をやめる。軍学校は社会のリーダーを育成しており、軍事組織でのみ使える知識を教えているわけではない
日本社会では仕事や職業スキルも汎用性が低いことが多い。
例:総務省に中途で入ってくる経験者採用の職員の多くは、業務に馴染めずやめていってしまう(総務省係長(ペンシルベニア大学留学中))
それは仕事がガラパゴス化しているnatsuozawa.icon
公務員だけでは変えられない問題、と言われてしまったnatsuozawa.icon
職人技が重宝され標準化が疎まれる社会はscalabilityとresilienceにかけているnatsuozawa.icon
縦割り社会のメリットnatsuozawa.icon
日本人に馴染みがある
部分最適化の力
横に繋がった社会のメリットnatsuozawa.icon
トップが全体を見ることができる(兼原元内閣官房副長官補)
視野を広く保ち、適切に優先順位付け、トレードオフ、調整ができる
情報共有を迅速に行うことができる
複雑性がある社会に最適
関係機関の連携がスムーズに行うことができる
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