イラストでまなぶ 用兵思想入門
読了
近世・近代編: 2024-01-01
現代編: 2024-01-12
書籍情報
文脈
近世・近代編
用兵思想?
ジョミニ
こちらに寄った参謀のプランは割と失敗扱いされているが?
現代でも参考にされている
「パターン」のアナロジー?
クラウゼヴィッツ
戦争の霧
不確実性の話
摩擦
計画と作戦実行時のズレ
これを小さくする、
大モルトケ
戦争規模の拡大、組織の大規模化
権限の委譲
現場に近い場所での意思決定
シュリーフェン、小モルトケ
第一次世界大戦
浸透作戦
フィードバックループや意思決定の細かさと機動力の話
手札・道具の進歩とそれに基づく行動の変容の話
発想の転換とか
現代編
戦略と戦術
性質の違い
戦略: 目的に対して直接大きな影響を与える意思決定や行動
戦術: 戦略における目標を達成するために用いられる諸手段
ソ連の「作戦術」
作戦術
p. 26
「戦略の示す道筋に沿って戦術的成功を接合している架け橋」
「地上部隊の方面軍作戦、軍作戦ならびに各軍種の準備と実行の理論と実際を研究する兵術の構成部分。作戦術は戦略と戦術を結ぶ環である。戦略の諸要求に立脚し〜目的達成のため必要な作戦準備と実行の方法を定め、且つ作戦目的と作戦任務に合致するよう〜準備し、実施するため必要な戦術の基礎諸元を与える」
連続作戦、縦深作戦
大目標を達成するために複数の連続した小目標をこなしていく
関連する複数の成果を重ねることで目標達成する話
ロードマップとかマイルストーンの作り方みたいな?
段階的な目標達成の話もあり
エアランド・バトルとマニューバー・ウォーフェア
アメリカはドイツ・プロイセンの用兵思想の影響が強い
ベトナム戦争の失敗
経営管理的な手法で軍を動かした
マイクロマネジメント
アクティブ・ディフェンス
結局定量化への偏重や中央集権的なドクトリンでめっちゃ批判された
消耗戦への志向が強く、物量で WTO に負けてるのでジリ貧ですよねという批判
クラウゼヴィッツの再評価 -> エアランド・バトル
機動戦寄り
思考のフレームワークの話だ!
マニューバー・ウォーフェア
OODAサイクル
Observe, Orient, Decide, Act
仮説検証のサイクルを回す話だ
ここでは仮説や計画ではなく現在の状況の観察としている
戦場だからね
ハイブリッド戦争、マルチドメイン・オペレーションズ
どちらかというと実際の国際情勢などに即した軍事活動に焦点が当たっているので組織活動一般に関連させられるような話題は無さそう
ミッション・コマンド再訪
コンバージェンス (集束)
機能・特徴の異なる各能力の統合的な運用