Anker powerhouse II 800 でお湯を沸かす
500Wのポットをつなぐ
Powerhouseの電力表示が650Wくらいになり、すぐ落ちる。使えず。
AC出力を確認したところ111.8Vだった。
5Aとすると560Wくらいにはなる計算だが、そこから90Wも増えるのはすこし納得がいかない。
電圧調整を試みる。
https://gyazo.com/602d3c7071331996f550cdde4274510d
謎のControllerを使う。
どういう仕様なのかまったくわからないが、メモリ22(最大)が入力電圧の100%であるっぽい?
(220Vの国から来た機械だから、わからなくはないが……)
最初は10が100Vみたいな意味かと思ってそのへんにしていたがポットの電源が入らなかった。
メモリ18~19くらいで、例のポットの消費電力が500W強くらいになった。テスターをあてたら99.5Vであった。
14.5℃の水を500ml入れる。ポットの蓋をして室温22.2度で加熱開始。
7分5秒で沸騰(自動で電源Off)。バッテリは100→89%。
ポットはこれだがもう存在しないことになっている。
IHヒーター ドリテック ミニチュラで沸かす
出力を100W~800Wで調整でき、ポータブル電源で使うユーザに定評があるとのこと。
100/200Wは間欠駆動になるため瞬間の消費電力はその数字の通りではないと取説に注意書きがある。
逆にいうと300W以上は瞬間の消費電力も数字通りに収まっているということなのだろうか。えらい。
400W設定でPowerhouse側表示が505~510W程度。
500W設定で同560~565W程度。安定して使える。
バッテリ100%時、残時間表示は1.3Hとなった。
鍋は普通の薄いステンレスのミルクパン。
これに19℃の水を500ml入れ、ガラスの蓋をする。室温 21.6℃。
バッテリ100%から400Wで加熱開始。
7.5分で95℃、バッテリ残量90%
8分少々で沸騰。バッテリ89%。
鍋に12℃の水を500ml入れ、室温21.6℃でバッテリ87%から500Wで加熱開始。
8分半で沸騰。バッテリ75%。
まとめ
(全然条件揃っていないが)ポットの方が速く沸くことがわかった。
断熱材が入っている感じはしないが、単なる薄いステンレスのミルクパンよりは(プラ外装のぶん)熱伝導率が低いと思われ、お湯を沸かす際は有利に働くのだろうと思われる。さらに寒い場所で沸かすことを考えるとポットの方がよさそう。
保温材の入ったIH鍋みたいなものがあればその方がよいのかもしれないが。