チラシの裏:「楽曲派」という言葉について
このポストは完全なるチラシの裏です。
アドベントカレンダーにおけるルールは「その年に聴いた楽曲について書く」だけでOKで、それ以上は何もありません。
「 楽曲オタク」アドベントカレンダーというタイトルについて。これは自分の中で「楽曲派」という言葉を使うのをきらってあえて言葉を変えています。
これはめんどくさい言説であることを承知して書いおります。楽曲""派""という言葉は、音楽の聴き手をなにかの集団の中で比しているイメージが強く、音楽におけるクリエイター/アーティストとリスナーという純然な関係以外の関係性を持ち込んでいる感じがしてしまうのです。そのため自分では積極的には使っておりません。自分はただただ楽曲が好きなので 楽曲オタク や 音楽オタク という言葉を使っています。
しかし「楽曲派」という言葉を使う方を否定したい気持ちは全くありません。近年にわかにこの言葉が大衆化してきた実感もありますし、以前にまして使いやすい言葉であると思っています。ただ自分は「音楽で何かを比することはないのではないか?」という信念から使うのを避けているだけです。