加納さんの起業物語と2つのターニングポイント
お父様である勉さんから事業継承した加納さん。
新たな再スタートを切ってから、これまでに2つのターニングポイントがあったと振り返っていただきました。
ターニングポイント①:初めて資金調達をした時
過熱蒸煎機の開発に向けて、まずは投資家の人たちから資金調達をすることになった加納さん。融資を受けるには、自身のビジョンや目標、事業計画を明確に説明する必要があります。事業計画書を作っていくうちにだんだんと事業が自分ごとになり、そのプロセスの中で「かくれフードロス」に着目することも決定したのだそうです。
ターニングポイント②:過熱蒸煎機の営業をした時
開発した過熱蒸煎機を企業に導入してもらうために、営業回りをしていた加納さん。「企業で生まれている食品残渣の量は想定をはるかに上回っていた」と、かくれフードロスの課題の大きさを再確認。機械の営業をしながら起業前に立てていた仮説の答え合わせをする中で、活動の意義をより感じるようになったといいます。