衆安保険
飛行機遅延保険
実際に遅延すると、1時間でいくら、2時間でいくら、という形で保険金が支払われる。
もちろん遅延しないとお金は貰えない。
高温保険
被保険者のいる都市で37度以上になる日が累計日数で規定日数を超えると保険金が出る。
糖尿病保険
加入すると指に付けるデバイスが配られ、この痛くない無痛針の付いたデバイスを使って毎日血糖値を測り、状態が改善されるとプライスが変わっていくという、IoTとダイナミックプライシングを使った正統派インシュアテック(=InsurTech) 返品運賃保険
とても有名らしい。
中国では偽物が一定数存在し、仮に本物であっても思っていた品質でないこともよくあるため、アリババのECでモノを買う際にこの保険に入っておくと、商品が届いてから正式に購入するかを決めることができ、気に入らない場合の返送料を保険金でカバーしてくれる。
なぜ、アリババ、テンセント、平安保険がこのサービスを作ったか?
平安保険からすると、保険という業種で被っている。
保険の恩恵を受けたユーザには、衆安保険という名前は認知されていない。飛行機保険会社は航空会社が、返品運賃保険はアリババが提供しているものだと認識している。
サービサーが勃興し乱立する時代を捉え、そのサービサーが保険を作りたい、付加価値を増やしたいと考えた際に高速でそのサービスにおける保険商品を作る、新時代型の保険OEMということができます。