窪塚洋介
「これまでもファストフードは食べないとか、ある程度意識はしていたんですが、このコロナのタイミングで腸内環境にまつわる本を4冊ぐらい読んで。全ては腸なんですよ。成人病や花粉症、精神疾患なんかも、ある程度は腸内細菌の仕業らしいんですね。腸がすっきりしてると頭がクリアになるし、ポジティブやネガティブという性格も腸内細菌が関係している。“性格=運命”だとすると、腸は運命までも司っている臓器です。ってことは、もはや腸は宇宙ですよ」 ──夜を0.25で抑えるのは、大変じゃありませんか?
「考え方次第ですよ。例えば、空腹をストレスだと感じるのは、“空腹→飢餓→死ぬ”という思考回路で脳が危険だと判断するから。でも、食べないことで、消化以外にエネルギーを回すという考え方もあるんです。例えば、病気だからと言って、治るようにたくさん食べると生命エネルギーが消化に回って、本当に必要なところに行き渡らない。だから、自然治癒力を高めるためのスイッチは、食べ過ぎないことなんです。空腹だとしても『俺の体は今、健康に向かっている』と思えばハッピーじゃないですか。空腹感は幸福感ですよ。これって、食費もかからないし、お金をかけずに健康になれるし良いことづくめ。ぜひみなさんも取り入れてください」