夏目漱石
明治時代、大正時代に活躍した作家
『吾輩は猫である』
『坊っちゃん』
『こころ』
三四郎
本名は夏目金之助
「漱石」というペンネームは「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という中国の故事にちなんでいる
「漱石枕流」とは、負け惜しみが強くこじつけがうまいことを指す故事成語
中国の若者が「石に枕し流れに漱くちすすぐ(俗世間から遠ざかって山林で自由な生活をすること)」と言うべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と言い間違えてしまったものの、意地を張って間違いを認めなかった逸話に由来している。