吉川線
殺人事件被害者の首に見られるひっかき傷の跡。
吉川澄一
法医学や鑑識の世界では、この傷のことを「吉川線(よしかわせん)」と呼ぶ。 大正時代末期に警視庁で鑑識課長を務めた吉川澄一が、殺人事件の被害者の首に走る傷の存在に初めて注目、 殺人事件の特徴の一つとして、学会で発表したことから、命名されたからだ。