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『フルタイムライフ』柴崎友香 - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
僕は仕事をしたことないどころか、最近よくすれ違ってそのたびに挨拶をしてくる「仕事」というものに対して、いけないなと思いながら無視しています。僕は仕事について全然知りませんでしたが、そしてこの小説を読んでも仕事というものはよくわかりませんでしたが、「仕事のある生活」というものがスーッと溶けて早く効きました。
サザンオールスターズ「栄光の男」を聴きながら製氷する夜 - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
だから期待ばかり繰り返すし、昔の自分のような人を叱りつけたくなるのでしょう。
凍りついた自分に言ってもつまらない言葉を、他人の水に吹き込むのです。
人に影響を与えたいなんて一番ひどい言い草だと思いますが、なぜひどいと思うのかはわかりません。
これがモスバーガーだ! - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
ぼくはホッした。モスバーガーを食べ終わったからだ。たまに紙の底に残ったデロデロまで残さずなめる人がいるけど、それがぼくだ。
もうこれで、ぼくの口の周りがこんなにも汚れてしまうことは、次にモスバーガーを食べる来月までない。ぼくは毎月、極限まで食費を切り詰める自分へのご褒美に、これでなんかうまいもん食べなよ、と千円札を渡すことにしているのだ。お釣りはもらえることになっている。
乗代雄介「十七八より」を読んだ。三周読んだ。会社の昼休憩にドトールでひたすら文章読んでた人の小説が、村上春樹や村上龍、柄谷行人も獲った群像の新人賞を獲るなんて、感動しませんか、ぼくはしました、どこが震源か分からないけど嬉しいなとも思った。おれも頑張ろう。おれも、おれの尊敬する人たちがきっと超えてきただろう丘を、モンスターボックスを飛び越える池谷直樹のように、ちゃんとして超えようと思
秘密にした分だけ、大事な気持ちになったり、価値があるように感じたりするのは、取るに足らない錯覚でしょうか。気持ちはすぐにはっきり示した方がいいとか言うけれど、でも、隠した分だけ驚きがあったら、それは価値があるということではないのですか。もちろん、その程度の価値ではあるけれど、やらなかった後悔の方が大きく残る、なんて言わないでほしいのです。
方法を知っているだけで、実際の練習はしていないこと。また、理屈は知っていても実地に役立てられないこと。
宮崎駿の「風立ちぬ」を見て - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
「風立ちぬ」は凄くよくて、何がよかったと言って、これぐらいやっていいという励ましになったことが全てで、僕は今、人間関係を断って、自分のある一時期、一年に二言三言しか喋らずブログの更新ばかりしていた大学時代を思い出そうともがいているところ、なんて事情はどうでもいいけれども、所詮は畳水練、人は今、今のやり様で努力するほかなく、そんな自分に「風立ちぬ」を見せたら、ああ自分のやりたいことはそんなにや