三木谷浩史
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楽天の創業者。
#人の一覧
「絶対に日本へ行かない!」バルサ戦中止危機を36時間で覆した、楽天・三木谷会長の“驚きの交渉術”とは?
https://diamond.jp/articles/-/369711
三木谷さん
→ジェラール・ピケ
FCバロセロナやスペイン代表で活躍
→アレハンドロ・エチェベリア
→ジョアン・ラポルタ(FCバルセロナの会長)
焦らずにしっかりと段階を踏み、それでいてスピード感をもって実現させたトップ会談。その成果はバルセロナが無事に来日し、ノエビアスタジアム神戸で非公開練習に臨んだ26日に、スタジアム内で談笑していたラポルタ会長と三木谷氏の姿が物語っていた。ここでも三木谷氏が短い言葉で振り返る。
「いやぁ、久しぶりだね、来てくれてありがとう、と。それだけでしたけどね」
もっとも、チームはスペイン時間の24日午後にはバルセロナを発つ準備を整えていた。最終的に出発が1日遅れ、来日が試合前日の26日午前になった理由こそが、解決すべき最大のハードルだった。
バルセロナの選手やコーチングスタッフ、クラブスタッフ一行は当初、大韓航空のチャーター便で来日する予定だった。しかし、最初に声明を発表した時点でチャーター便もキャンセルされた。これを再び調整するのはひと筋縄ではいかなかったが、ここでも三木谷氏は人脈を駆使したと明かす。
「エア・アジア・グループのCEOを務めるトニー・フェルナンデスという僕の友人がいるので、そこから大韓航空の会長やいろいろな航空当局へ電話してもらって、なんとか飛べるように、とお願いしました。大韓航空にも柔軟に対応していただけて、最終的には本当によかったと思っています」
フェルナンデスCEOはすぐに、親交のある大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長へコンタクト。さらにモンギュ会長は旧知の大韓体育会のユ・スンミン会長に、太いパイプをもつ大韓航空のチョ・ウォンテ会長との橋渡し役を担ってほしいと要請。こうしてチャーター便の再調整が実現した。