ディフェンシブ・デザイン
2011/09/23 ディフェンシブ・デザイン(Defensive Web Design)とは
どんな製品にも欠陥はあるものなので、できるだけ多くの欠陥を取り除くことが、ユーザに去られてしまわない方法であり、コンティンジェンシ・デザインが大きな貢献をしてくれます。コンティンジェンシ・デザインはお店でもよく使われます。ある顧客が店内に無いものを欲しがっても、拒絶されたりはしません。大抵の場合、お店の人は別の商品を勧めてくれます。ディフェンシブ・デザインも同じです。ユーザの意識を問題から離し、情報を表示してあげたり、もう一度トライしてもらうようにします。
ディフェンシブ・デザインの方法はたくさんありますが、そのうちの1つに、404のエラーページがあります。これはとても有名です。404エラーを見たことがないインターネットユーザはいないと思います。ユーザが一番嫌がるのは、IEのデフォルトの404エラーページを見せられることです。大して重要でもなく、不適切な情報がたくさん表示されるので、ユーザはそこから去ってしまいます。以下のように404エラーページをデザインするといいでしょう。 ・専門用語は避けて、テキストを考えましょう。専門用語が通じるユーザもいますが、大半の人は怖がります。タイトルは「ページが見つかりません」の方が、「404エラー」よりも優れています。このようなタイプのエラーページは主に、エラーなどをあまり想定していないユーザをターゲットにしています。なぜなら、熟練した技術者なら、自分で簡単にページに戻ったりできるので、ガイドラインなんて不要だからです。初心者向けの404ページをデザインしましょう。 ・あなたはエラーが起きた理由を説明できるかもしれません。404ページが表示される理由はたくさんありますが、最も一般的な問題点のみを、数行で書いてください。ユーザにURLが正しいか確認してもらえば、問題は恐らく解消されるでしょう。
・エラーページでは、人気記事やコメントの多い記事、或いは検索ボックスなど、他の情報源を含めるべきです。人気のある記事を探して、別のサイトからユーザがやってきた可能性もあります。検索ボックスがあれば、記事を探すことができます。
・ほとんどのユーザはやりませんが、たまに問題点をあなたに伝えようとする人もいます。なので、エラーページにコンタクトインフォメーションを含めて、ユーザがあなたにリンク切れや何らかの問題点を教えやすいようにしておくべきです。
ユーザが一番嫌がるのは、IEのデフォルトの404エラーページを見せられることです。
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