スポーツ観戦
スポーツ観戦で高齢者の鬱リスクが3割低下 人との交流促し、心身の健康を守る
https://www.sankei.com/article/20260525-JHCDDLEYPFJMNM4VBVJUGRLHF4/
スポーツ観戦をすることで高齢者の鬱リスクが3割低下するという研究が注目を集めている。筑波大学などの研究チームがまとめた調査で、スポーツ観戦をする人は、しない人に比べて地域への愛着が強く、友人との交流頻度も高いことが示された。高齢者施設では日常的にスポーツ観戦を取り入れているところもある。
Jリーグで好きなチームがあると、地域をrepするという気持ちが強くなる。
タオル掲げて応援
4月中旬、茨城県行方市にある特別養護老人ホーム「玉寿荘」では、30人ほどの利用者がテレビの前に集まっていた。サッカーJ1、行方市などをホームタウンとする鹿島アントラーズ対川崎フロンターレ。午後4時、試合開始のホイッスルが鳴ると、スタッフとともに画面に「行けー!」「頑張れ、頑張れ」と声援を送る。
鹿島の応援タオルやうちわを手に観戦を楽しんでいた宮川初子さん(71)は「サッカーが一番好き。スポーツ観戦をすると、うれしい気分になる」。スタジアムをよく訪れていたという友常千代子さん(93)も「皆と観戦することを毎週楽しみにしている」と笑顔を見せた。
茨城県は高齢者の生きがいや健康づくりを推進しようと、令和5年度からサッカーやバスケットボールのプロチームと連携し、施設内でのライブビューイングや現地観戦を実施してきた。玉寿荘ではスポーツ専門の映像配信サービスDAZN(ダゾーン)を契約し、観戦を日常的に取り入れている。