『サマーフィルムにのって』
出演:伊藤万理華, 金子大地, 河合優実, 祷キララ, 小日向星一, 池田永吉, 篠田諒, 甲田まひる, ゆうたろう, 篠原悠伸, 板橋駿谷 https://gyazo.com/bec50f91b5d8ffbebd34ab0b15d01fcb https://gyazo.com/3277443cbd3a7fa96007f11741c9972d
高校生の物語は、学校と撮影所と秘密基地があればいい。 未来に映画はない。
5秒の映像、1分の映画、80年の映画。
10秒の映像、24分のアニメ、2時間の映画、80年の人生。n億年の惑星。
10秒の映画、24分の人生、80年のアニメ。
高校生は色のついたジュースを飲む。
スクリーンを通して、今と過去を繋げる。
過去、現在、未来、その先の超未来。サイエンスフィクション。
女子高生3人で作品作り。
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映画部の部室で全員集まって編集するシーンの音楽よかった。
映像編集は知的な仕事だろうか、手仕事だろうか。
飛行機の設計は知的な仕事だろうか、手仕事だろうか。アニメーションは? カフカの頃にはアニメーションなど無かったし、それらがいかなるところへ身を置くのだろうかわからないけれど、「知的9の手仕事1」ぐらいに落ち着けるとして、その作業に没頭する中で片方の手を捧げることが、一番の愛でいいじゃないかという奇妙な気分になっていた。 なんだか、ラストで瞬間的に冷めてしまったところもある。ダサいなと思って、あれ本当にダサいかと思い直して、冷静に考えてやはりダサいと着地。ダサいのはかっこ悪いけど、かっこ悪いはダメなことなわけではない、よなあ。 あなたが好きなものは、それがどんなに変わっていても、誰になんと言われようとも、「好き」と表明すべきなのだ! とこの映画は訴えている。あなたが世界に放った「好き」という気持ちは、決して消えることなく、いつかどこかの誰かに届く。この映画も、松本壮史と三浦直之のそんな偏愛の歴史がつくり上げたものなのではないか。
松本:最初の企画会議で、もうエンディングテーマまで話してて(笑)。“Oldies”っていう曲がこの映画のテーマにすごく近くて。「新しいものを全部愛せたらいいけど、そんなに簡単じゃないよね」っていうようなテーマだったりするんで。
三浦:現在から時代劇を見つめる「まなざし」と、未来から現在を見つめる「まなざし」みたいなものが重なるとおもしろいんじゃないか、って。
伊藤万理華の演技、存在
三浦:わかる。いじけてる姿も全然ネガティブに響かないというかね。それはぼくも見ていて感じました。
松本:もう、存在そのものがおもしろいですよね。造形としての可愛さだけじゃないキュートさがあるんです。動きとか表情とか全部に「おもしろキュート」なところがあるというか。さっき三浦さんも言ってましたけど、いじけた姿も可愛いんですよね。
https://youtu.be/Ykw9av1gVI0