flex
ヒップホップでいう 「flex(フレックス)」 は、もともと英語の「flex=筋肉を見せびらかす、力を誇示する」という意味から転じて、自分の強みや成功を見せつけること、誇示することを指す。
基本的な意味
見せびらかす/自慢する
例: 高級車、ジュエリー、ファッション、金、成功したライフスタイルなどを誇らしげに披露する。
自己表現/存在感の誇示
単に金銭的なものだけではなく、スキルや自分のスタイルを「俺はこうだ」と打ち出すのも含む。
文脈での使われ方
ポジティブな「余裕・誇り」
「I’m just flexin’」=ちょっとカッコつけてる、調子いい。
ネガティブに「見栄を張る」
「Stop flexin’」=無理して自慢するな、カッコつけるな。
文化的なニュアンス
ヒップホップ文化では、社会的に抑圧された状況から「成功」を掴んだことをアピールするのが大事な文脈。そのため「flex」はただの自慢ではなく、生き残って成功した証明という誇りの表現でもある。
同時に、「やりすぎの見栄」や「フェイクなアピール」を皮肉るときにも使われます。
例
I’m flexin’ with my new chain.
→ 新しいチェーンを見せびらかしてる。
He’s always flexing on the ‘Gram.
→ インスタでいつも見栄張ってる。