YouTube広告
YouTube 広告と一口にいっても、120 秒を超える長尺のメッセージが配信可能な TrueView インストリーム広告や、 6 秒のバンパー広告などがあります。長さの自由度が高いため、広告制作側は企業やブランドの置かれた状況や伝えたいメッセージによって、表現方法を選択できます。
「ソーシャルとの相性がいい」「コアのターゲットにリーチできた」
マスメディア化が進む YouTube の大きな流れは、スマ―トフォンだけではなくテレビなどの大きな画面で視聴されることも多くなってきていることです。2020 年は、テレビ画面での YouTube 視聴が前年比で 2 倍以上増加(*2)し、2021 年 3 月には、テレビ画面での YouTube 視聴が 2,000 万人を越えています(*3)。 審査委員長の澤本氏が注目したのもテレビでの YouTube の視聴です。特に画面サイズが重要だと言います。
「視聴方法の変化は非常に重要で、広告の見せ方にも大きく関係してきます。スマホ画面とテレビ画面では大きさが異なることから、最適なアングルや構図も変わります。例えばスマホは画面が小さいので『寄せ』で撮るのが重要でした。出演者の顔や商品が画面に大きく映るようにする方がインパクトもあるし、広告効果も高いと多くの CM プランナーや広告クリエイターは考えてきました。しかしそれをテレビ画面で見ると『しんどい』と思う視聴者も多いはず。画面が広いテレビは『引き』で撮ることも効果的です」