越境決済
アジア各国で中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行を準備する動きが広がってきた。ラオス中央銀行が6日、ブロックチェーン(分散型台帳)開発をてがけるソラミツ(東京・渋谷)とCBDC実証実験を始める契約に調印する。すでにCBDCを発行済みのカンボジアと越境決済も検証する。経済で密接につながる中国の通貨である人民元の存在感が増しており、通貨のデジタル化で自国通貨の利用価値を高める。 CBDCとは中央銀行が発行するデジタル通貨で、Central Bank Digital Currencyの頭文字をとって呼称される。日銀は①現金ではなく電子情報(デジタル)で発行・決済される②法定通貨建て③中央銀行の債務である、の3点を満たすものをCBDCとしている。 https://gyazo.com/7eabc598bb2a8324f10c64e465dd31d7