大企業
ベンチャーに行ってわかった。実は役に立った”大企業スキル5選”
https://andloandeal.jp/n/nd30e7145f804
コミュニケーション力
確動力
論理的説明力
情報編集力
忍耐力
大企業の幹部がやっている事について
https://kumagi.hatenablog.com/entry/what-executives-do
なぜ承認する事が決まっている稟議しか起案されないのか、それは幹部が企業の価値観を決定して再帰的に企業全体に押し付けるからである。企業で働いていれば末端の会議の場においてすらその場にいない人間を引き合いに出して「○○部長ならこう言うんじゃないか」などと意見を主張する事はよくある。そこのエミュレーションの精度が高ければ高いほど例えばその部長の承認を得る確度が上がるし、同様の事が部長より上のレイヤーでも繰り返されて最終的に幹部にまで決裁が昇っていく。その部長はさらに上の人の言う事や考える事をエミュレーションする事で決裁が通る精度を高めている。要するに幹部というのは様々な人間のエミュレーションを経て社内で行われる全ての意思決定の場に(仮想的に)出席するのである。若い頃の僕はそういう現象をファントムと呼んでいた。
幹部は自分の言動が直接的にも間接的にも社内の全体で繰り返し再生され、それが文化を形成し全体の価値観を決定する事を意識しなくてはならない。当然ながら一言何かを言ったぐらいで社員全員がそれを理解できるはずもないので繰り返し、必要なら何度も言葉を選び直してブレる事なく伝え続ける必要がある。そうやって幹部の声をハウリングさせ続けて価値観を強制した塊が大企業であり、結果として独自文化がそこに生まれる。上に登るほど幹部の価値観をエミュレーションする精度が高い人間がグラデーション的に増えていく。「人間が2人以上いるならばそこには政治が生まれる」という言葉があるが良い幹部は仕事の文脈において部下に価値観の衝突からなる政治を起こさせない(=どちらにも幹部の価値観を等しく強制する)事が仕事である。