メガネは顔のUIパーツのひとつ
「メガネが似合う」をUIデザイナー的に考える|視点
「似合う」は3つの観点で判断される
顔型・サイズ・眉との位置など、形として合っているか。
② キャラクターとの一致(印象)
知的・優しい・シャープなど、どんな印象に見えるか。
③ 自分のイメージとの一致(納得感)
どうありたいか、どう見られたいか。
ここがズレると「似合うのに、買わない」が起きる。
しかし、このような観点を説明されても、実際にはうまく決まらないことが多い。
理由は、判断の土台となる「前提」が揺れているからです。
「似合う」は前提で変わる
おそらく無意識に、次の前提を行き来しています。
① どこで使うか(シーン)
仕事用かプライベートか、家用か外用かで求めるものは変わる。
② どう見られたいか(自己イメージ)
知的に見られたいのか、柔らかく見られたいのか。
③ どんな印象を作るか(デザインの意味)
フレーム自体が持つ「フォーマル」「カジュアル」といった意味合い。
④ 顔とのバランス(見た目)
サイズ感や眉との位置など、顔との物理的な相性。
これらが揃うと「しっくりくる」状態になり、
どれかがズレると「なんか違う」が生まれます。
ここまでを整理すると「似合う」は
見た目、印象、納得感
という観点で判断され、
シーン、自己イメージ、デザインの意味、顔とのバランス
といった前提の中で揺れています。
揺れた状態で正解を探そうとすると、判断は止まります。
なぜなら「似合う」は単体では判断できないからです。
AとBを比較し、差分が見えたとき、「似合う」が立ち上がる。
つまり「似合う」とは、探すものではなく、関係性の中で立ち上がるものです。
「似合う」とは結果ではなく、判断できる状態が設計されたときに初めて成立する体験だ、
と考えています。
まずは前提をすり合わせる。
そこから目標に近いものを探索する。
目標とプロトの差分を埋め合わせながら、目標に近づく。